精進料理はなぜ質素で味にパンチがなく素朴なのか?

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どうもおしょうです!

この前は、

栗がスーパーで売っていたので、

栗ごはんを作ってみました\(^o^)/

 

素朴でおいしいんですよね。

 

精進料理って、

一般的な料理と比べてパンチはありませんが、

飽きないといいますか、

優しい素朴なうまさが続く料理だと思っています。

 

なので、

一般的に見れば質素だとか、

味が薄いと思われガチですが、

意外と続けて食べていると悪くなかったりします。

 

なんというか、

3食全てが朝食みたいな感じですね。

あっさりしていて胃もたれしにくいし、

飽きにくい。

 

そして精進料理のもう一つの特徴は、

冷めてもおいしいというところです。

 

まー温かいにこしたことはないのですが、

冷めても味がしっかりついているので、

梅干しのおにぎりみたいに味の質がそこまで落ちないんですね。

 

だから夏はもう過ぎちゃいましたが、

夏場のお弁当なんかにも精進料理は

良かったりします。

 

ヘルシーでカロリーも低めなところも、

最近注目されていて確かにそうなのですが、

それ以外にも、

味が質素なので他の料理と比べて、

味の刺激が少ないぶん、食べ過ぎることもありません。

 

飯がススム=美味しいもの

 

という一般的な考えがありますが、

精進料理の場合は、

 

飽きずに食べられて健康的に良い=良い物

 

という感じで作られていたりします。

 

なので、

一般的な美味しいものというのは、

短期的な快楽を追求されていて、

精進料理というものは、

長期的な幸せを追求されている

という違いがあったりします。

 

まー一般的な美味しい料理が悪いというわけではないですが、

(僕も好きですし)

そういう図式をわかって食べるのと、

わからずに食べているのでは、

全然違いますから、

一般的な美味しい料理というのはそういう人間の短期的な

欲求を満たす方向にいきがちな部分もあるよ

というのを知っておかれると良いかもしれません。

 

代表例としていえば、

コンビニ弁当ですよね。

確かにあれは美味しい!

でも、

あれには人間だけが好むような、

化学調味料などが入っていたりします。

なんで入っているのかというと、

保存的な部分もあるかもしれませんが、

単純に人間が好むし売れるからですね。

 

ただ、

長期的に見れば誰もがわかるように、

健康的にはよろしくなかったりします。

 

これが今までの「美味しい」を求めた

結果だったりします。

 

短期的な美味しいの先に

そういうものが出来たということです。

 

とはいえ、

僕もコンビニのおにぎりやお弁当は、

美味しいと思いますし、

たまに小腹が空いたら買っちゃったりします。

なので、

絶対的に拒絶するという感じではなく、

欲しかったら買えばいいし、

欲しくなかったら買わなければいいという自然な

スタンスでいればいいかなと思います。

 

無理に拒否してある種の潔癖症になったら、

それこそ心身ともによろしくないですからね。

 

たまに健康食材を意識するあまり、

みるからに不健康そうな人もいたりしますから。

 

なので、

知識的にはそういうものだよとしっておいて、

うまく付き合っていくのがいいのではないかと思っています。

 

知っていれば自分で調整できますからね。

知らなければ調整もくそもなく、

流れに流されていくだけですから。

 

ということで、

少し長くなりましたが、

写真は「銀杏と栗のご飯」

そして、昆布だしでとった「赤だしのなめこ汁」

でございましたーー\(^o^)/

 

精進料理が質素なのはそういう意味があるんだよって、

理解していただければと思います。

 

ではでは