「ご先祖様に感謝する」というのにピンと来なくても当然?

どうもおしょうです!

これ、

なんだと思います?

 

電柱ではございませんよ!笑

 

若干写真で見ると電柱っぽいですが・・・笑

 

答えは、

灯籠です。

 

そう、

灯籠ですね。

 

前から紹介している

竹灯篭とはまた違って、

これは昔から毎年

お盆の季節になると建てられる灯籠でございます。

 

長さは、

3mぐらいあって結構大きいのですが、

なんでこんなに長いのかというと、

ご先祖様に帰ってくる場所を知らしめるための、

灯台みたいなやくわりをしているんですね。

 

なので

お盆の季節になると

夕方から明け方にかけて灯籠を照らすわけです。

 

まー

といっても、

昨今「ご先祖様~」というと、

いまいちピンとこない人は多いんじゃないかと思います。

 

特に若い人なんかわ。

 

僕もそうです。

 

お寺のお坊さんですが、

やはり先祖というと、

いまいちピンとこなかったりします。

 

ご先祖様をお迎えしたところで、

いいことあるのかな?

なんか意味あるのかな?

 

って考えちゃいますから。

 

で、

実際はハッキリとわかって、

こういう良いことがある。

というのはなかったりします。

 

なので、

ご先祖をなぜ大切にするか

理解はできても心から感謝できないというのは、

当たり前のことだったりします。

 

生まれた時から

いきなり先祖に感謝しまくる子供がいたら、

ちょっと変ですからね。笑

 

まー周りからは、

「できた子だ」と褒められるでしょうが、

それは「できた子のふり」をしていることが大半だと思います。

 

周りがやっているから、

とりあえずやっとこうてきな。

 

なので、

はじめから先祖に感謝していなくて、

至極当然なことだと思います。

 

周りに感謝しろ!

と言われてできるものでもないですからね。

 

ただ、

先祖というものは

僕達の原点であり、

戻れる大切な場所だったりします。

 

なので、

今は先祖のことが

いまいまちピンとこなくても、

今後、生きていくうちに壁にぶつかったり

なにかの転換期の時などに、

先祖というものを見つめて貰えればなと思います。

 

意外と

墓参りにいって、

自分の家族の過去を調べると、

いろいろ気づかされることがあったりしますからね。

 

過去の人が生きて介在した

人間ドラマ的なものを感じることができると思います。

 

そして、

その過去の英霊の上に

自分が成り立っていて、

先祖に応援されているということを知ることができると思います。

 

もし、

今年のお盆なにしよっかなって

思われている方は、

ためしに自分の家族の過去を調べられると良いかもしれませんね。

 

自分のルーツを探る旅でございます(^^)

 

 

2 件のコメント

  • 江戸時代末、私の御先祖様は下野・足利藩の上級武士でしたが、維新で失業して、一山を菩提寺に寄進して永代供養をお願いして東京に出て来たそうです。30年位前、生存中の父が一度見に行ってみようというので車で行きましたが、山門に表に「薫酒禁入山門」、裏に我が家の御先祖様の名前の入った石柱が立っていました。ところが、お寺では過去帳がなくて詳しいことは判らないということで、何が永代供養だ、と憤慨しましたが、150年も放置されていれば仕方ないのかと思いました。
    先祖崇拝に関係ないことで申し訳ありませんm(_ _)m

    • お~よく家系の歴史をご存知ですね。
      家系の歴史を探る時、お寺ってそのきっかけの一部でもありますもんね。

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