お香の煙はなぜ見ていると落ち着くのか?それは○○が理由です

どうもおしょうです!

お寺と環境もあって、

ほぼ毎日、お香を使っているんですが、

たまにお香の話しをしていて、

「燃えてるとこ見ると、落ち着く」

ってよく言われるんですね。

 

で、言われてみれば確かにそうだと思うんです。

 

試しにお線香が家にあれば

焚いてみてもらいたいのですが、

煙をじっと見ているだけで落ち着いたり

すると思います。

 

これはなぜか?

 

お香の材料に鎮静効果のある

香木が入っているというのもあるのですが、

そもそも人間には本能的に、火を見ると落ち着く

といった作用があったりします。

 

それで、火が出るということは、

煙ももちろん出るということで、

その二つが相まったお香というものは、

人間が落ち着くようになっているんですね。

 

そしてなぜ火で落ち着くのか?

というと、一説によると人間の防衛本能が

始まりだと言われています。

 

人間の最大の武器は脳です。

逆に脳がなければ、自然界では

弱い存在だったりします。

 

そこで火を使う文化が生まれた、

石器時代に夜の獣から身を守るために、

火が使われ始めたとされています。

 

獣は火を怖がり、

人間は火を怖がらない。

 

そういった意味で、

火の側にいれば安全という認識が、

今の僕たちにもDNAとして組み込まれて

いたりするということですね。

 

だから、火を見れば落ち着くと。

 

巷ではライトセラピーみたいなものも

あったりしますからね。

 

それぐらい人というのは、

人の心を癒してくれる効果があるのだと思います。

 

ちなみにポイントは、

火のゆらぎぐあいらしく、

不規則なそのゆらぎが脳を刺激して、

僕たちに癒しの効果を与えてくれるということです。

(不規則なものって、見てて面白いですからね。)

 

なので、

煙も同様に火からでてくるるゆらぎが、

落ち着く効果をもたらしてるんじゃないかな

と思います。

 

特に線香なんかは、

スーッと風にのってゆらいでいきますからね。

 

そんな感じで、

線香の煙とは宗教的な意味合いだけではなく、

僕たち人間にも働きかけてくれる

ものだということですね。

(まー何百年も前からありますからね。笑 そりゃそうです。)

 

ただ最近は煙の出ない線香

というのも出てきていて、

まーそれはそれでいいのですが、

煙の出る線香の良さを知らずに、

そっちを使っていると、もったいないなぁって思うんですね。

 

煙が嫌だからといった感じで。

 

でもね、ちょっと待ってくださいよ。

線香でしょ?燃やすわけでしょ?

そりゃ煙もでますよ。

 

むしろ煙にのって香りが届くわけで。

 

煙がでない線香ってなったら、

もうアロマオイルとかでいんじゃない?

って思うんですね。

 

でも、存在するということは、

仏壇に仕方なしに使う以外に、

人は火を求めているということだと思います。

 

ただ、煙のでない線香というのは、

不自然なものなので、

良いものが入っているとは限りません。

 

やはり人間も自然の生き物。

個人的にはできるだけ自然のものに触れるというのが、

一番だと思っています。

 

ライトで作った火よりも、

生の燃やした火には勝てないわけで。

 

目の前に火を焚かれたら。

ドキドキ。

ワクワク。

すると思うんです。

 

まーライブ感ですね。

 

だから、煙の出る線香は、

ライブ感を楽しめる身近なものということですね。

 

一度機会があれば、

線香を焚いて煙をながめられてみてください。

 


 

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まだ数は少ないですが、日々増えていますので要チェック!

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