おしょうの精進料理!今回は昔ながらの料理「すいとん」です

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どうもおしょうです!

今日は以前違うブログですが、
そちらで紹介していた精進レシピがお蔵入りになって、
眠っていたので、それを掘り起こして紹介したいと思います!

で、
なにを作ったかというと、
写真でもおわかり?のように、
これから寒い季節になってきますので、
あったかい「すいとん」の料理を紹介したいなと思います。

はて?

すいとんとはなんぞや?

忍法かいな?

と思われている方にご説明しますと、
要は小麦粉を丸めてお団子にし、
ダシをとったお吸い物の中に入れて、
野菜と一緒に食べる汁物でございます。

 

で、
その歴史は古く、
室町時代の頃から、庶民の定番料理として
食べられてきたわけですね。

お米の代わりに小麦粉を丸めて、
食べていたそうで、
今で言う所の、雑炊に近いものがあるのかもしれません。
まー見た目的にはけんちん汁に似ていますね。

 

で、

今回はそんな忍法・・・

ではなく!!

精進料理を作っていきたいと思います!
動物性のものは一切使ってなく、

低カロリーな料理ですので、

カロリーを気にされている方にもヘルシー
な料理だと思います。

醤油と塩で、
野菜をコトコトって感じですね。(^^)

ではいってみましょうーーー!!

 

準備はオーケーですか!?

 

ニンニン!( ̄人 ̄)

 

( ̄人 ̄)( ̄人:.;:…( ̄…:.;:..;:: .:.;: サラサラ…:.;::スッ彡

 

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『精進すいとん』

具材(2人前):
薄力粉80g、にんじん30g、大根50g、ごぼう50g、絹さや5~8
油揚げ1/2枚、干ししいたけ2~3枚、乾燥昆布
調味料:
しいたけ戻し汁、料理酒100ml、みりん50ml、しょうゆ大さじ3、塩少々

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1.干ししいたけはぬるま湯につけて戻しておきます。片栗粉をボールに入れ水約50mlを混ぜながら少しづつ加えていき、モチっとした弾力になるまで捏ねていきます。その後、丸めて20分程置いておきます。

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2.大根とにんじんはイチョウ切りに切り、油揚げは縦半分に切って細切りにします。ごぼうは薄く斜め切りに、ぬるま湯で戻した干ししいたけは石づきを取り、細切りにします。

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3.鍋に乾燥昆布と水600mlを入れ沸騰寸前まで火にかけ、その後軽く昆布を鍋の中で泳がして取り出します。

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4.鍋に調味料を加えひと煮立ちさせ、先ほどのすいとんを一口大にちぎり鍋にいれていきます。

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5.鍋に具材を加え、火が通るまで中火で煮込んでいきます。火がとおったら弱火にします。
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6.絹さやは筋をとってサッと塩ゆでして、その後絹さやを斜め半分に切っておきます。

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7.最後に鍋に絹さやを加えて混ぜ、器に盛り付ければ完成です。

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隠し味におろし生姜を少し入れると、
美味しいかもしれませんね。

すいとんはどんな感じなのかというと、
モッチモチしていて、
お餅と違い歯切れの悪い食べにくさがないので、
食べやすい食感です。

で、精進すいとんをイメージでいうと、
「給食でこんなん食べたよな?」
っていった感じで、
素朴でアッサリとした味わいだったりします。

コッテリとしたパンチはありませんが、
胃を休めたい時や、風邪など体調がよろしく無いときなどは、
素朴でジーーンっと体に染みわたる、
優しい味わいの吸い物を作ってみてはいかがでしょうか?

パンチはないが、
食あたりが良いというのが精進料理の特徴だったりしますので。

 
それではまた!

ニンニン( ̄人 ̄)( ̄人:.;:…( ̄…:.;:..;:: .:.;: サラサラ…:.;::スッ彡

2 件のコメント

  • 娘も孫もどちらかというと洋食系ですが、すいとんは皆好きで、時々、特に冬の寒い時は作ります。ただ、我が家の場合、鶏肉を入れたり、出し汁にも鶏ガラスープを使ったり、見た目にきれいなように、ターメリックを使った黄色いのや梅干しの漬け汁を加えたピンクのもあり、精進料理というよりもパスタに近いすいとんです。ただ、私自身としては、終戦後の闇市で、父と共に立ち食いした思い出が頭をよぎります。

    • sakuraiさんところのすいとんは
      おいしそうですね!
      確かに鶏肉のつみれを入れても美味しいかもしれませんね。
      そうなると、すいとんかどうか怪しいですが。笑

      そうか、世代的にはすいとんが日常にあった
      ドンピシャの世代なんですね。
      そうなると、また感じるものが違いますね。

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