お寺体験用と日常で使えるような塗香入れを購入してみた

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どうもおしょうです!

先日、

お寺の写経用に

新しく塗香(体に塗るお香)を買いまして、

それが今日届いたので紹介しようと思います。

 

まー塗香に関しては、

前からお寺ようにあったのですが、

どちらかというと器が宗教っぽくて、

嫌だったんですね。

(お寺の塗香器↓)

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見るからに宗教っぽいでしょ?笑

 

まーこれはこれで良かったりするのですが、

もっと気軽にお寺の文化を体験してもらうためには、

いきなりこれは少し抵抗があると思うんです。

 

なので、

もっとカジュアルに一般で生活している人が

もっていても変じゃないようなものが欲しかったんですね。

 

「あ~!これ良い!!私もやってみよ!」

 

的な、

普段の生活の中でも、

すぐに取り入れられるものにしようと。

 

それで、

買ってみたのが最初の写真の塗香です。

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大きさは片手に収まるぐらいで、

小さく、先端の栓を抜くと中から塗香がでてくる

仕組みです。

 

なので栓をしていたら

もれないので、携帯として持ち歩くのにも

便利だったりします。

 

着物だと袖のタモトとか、

帯に結んで持ち歩けます。

 

ちなみに、

塗香入れの隣に書いてある、

なんだか有難そうな紙には、

「香の十徳」という、

お香を少し勉強されている方なら知っている

有名な言葉があります。

 

・感は鬼神に格る(感覚が研ぎ澄まされる)

・心を清浄にす(心を清らかにする)

・能く汚穢を除く(悪いものを寄せ付けない)

・能く眠気を覚ます(眠気を覚ます)

・静中に友と成る(心の静けさを得れる)

・塵裏に閑を偸む(忙しい時も平穏を与えてくれる)

・多くして厭わず(多くあっても邪魔にならない)

・少なくても足れりと為す(少量でも十分香りを楽しめる)

・久しく蔵えて朽ちず(長期間の保存ができる)

・常に用いて障無し(常に使用しても害はない)

 

といった10個のお香に対する、

ご利益が書かれています。

 

これは中国の詩人の方が作られたといわていますが、

これを日本に持ち帰って紹介した人がします。

それは誰か?

というと、

みなさんもお馴染みのあの方です。。。。

 

誰だかわかります?

 

答えは・・

 

一休さんです!

 

そうあの一休さんですね。

好き好き好き好き好きっすき~♪

の一休さんです。

 

一休さんがお香は量ではなく

質が大事なんだよ。

ということで、この香の十徳というものを

日本で紹介したんですね。

 

そこから今まで、

この香の十徳というのは、

お香と向き合う姿勢として大事にされていたりします。

 

で、

話しは戻すと、

この塗香はなんに使うのか?

という話しになるのですが、

基本お坊さんは法要の前など

仏と向き合うときにに使っていたりします。

 

ただ、それはお坊さんの使い方の話で、

それは一つの側面でしかありません。

 

もともとはお香を楽しむものですから、

普段、お出かけする時の香水代わりに、

匂いを体につけるという使い方もあります。

 

香水とはちがって、

塗香は自然な香りで、

鼻にツンとくる香りではないので、

匂いがキツすぎて白い目で見られるということはありません。

 

フッとスレ違いにほんのり香るといった感じですね。

 

他には、

身を清浄にするといったスピリチュアル的なものも

ありますが、

そこら辺は僕自身そういったものを持ち合わせていないので、

よくわかりません。

 

まーそういうことで、

お香にはこういった粉末状にした

塗香があるんだよという紹介でした。\(^o^)/

 

お寺に行った時は是非体験してみましょう!