お寺の裏側シリーズ!今回はお坊さん御用達のお経の本屋さんをちょい見せ

どうもおしょうです!
先日、京都に行っておりました。
前からいいなぁーっと思っていた香炉を
見にいったんですね。

どんなんかなぁーって。

やはり値段もそこそこしますし、
ちゃんと見ておかなければいけない
と思ったんです。

それで京都の陶磁器会館という、
清水寺の近くの会館にいったんですね。

おーなんともまー
厳かなところだなぁーっと。

格式が高い感じがして、
来てるお客さんもお上品な方ばかり。

そこに一人の青年が。

いやー場違いかなぁーっと。笑

なんなんでしょうね、あれ?

なんか無言の圧力を感じますよね。笑
おいおいおいと。笑

でまーそうはいっても
仕方ないので、
気になっていた香炉がないか見てみることに。

あれ?ないなー

あれ?どこだー

あれー?

「あのーすみません、
〇〇さんの香炉って、どこにありますか?」

店員「あ、〇〇さんですね、
こちらになります。」

案内される。

店員「あ、ないですね」

ないですね

ないですね

ないですね

ない・・・

おいーー!ψ(`∇´)ψ

売り切れとるやないかーいψ(`∇´)ψ

っということで、
せっかく行ったのですが、
売り切れておりました。笑

香炉だし、値段も値段だし、
なかなか売れないだろーっと腹を
くくっていたんですが、
完全に売れておりました。笑

まー2ヶ月も経っていたから
仕方ないんですが。。。

というズッコケみたいなこともあり、
このままでは帰れねぇと。

この気持ちをどこかにぶつけねばー
っということで、
以前同じ宗派のお坊さんが、
言っていたお経本屋さんに行ってみることに。

ちなみにお経本は、
一般的にネットで売られているものもあるのですが、
マイナーなものになると売っていなかったりします。
なので、
こうやってお坊さんに
「この本どこで売ってるんですか?」
と聞いて買いに行くんですねー。

そして必ずその宗派御用達みたいな
お店があるので、同じ宗派のものなら、
そこで買い揃えていたりします。

同じお経でも宗派が違えば訳し方
も違うんですねー。
なので、買うなら同じ宗派のスタンダードみたいなものを一応買ったりします。

それ基準でやりとりしたりしますからね。
使わなくても一応置いておくということです。

そんな感じで、
ちょうど来年も総本山で木魚の曲打ちを
することもあり、
お経本を買いに行こう!
っとなったわけですね。

で、
実際お坊さんがどんなところで
お経本を買っているのか、ちょいお見せしようと思います!

ちなみに宗派や地域にもよりますから、
全部が全部、こういうところで買っているわけではないので、ご注意下さい。

で、
どんなところかというと、
こちら↓

img_0641-001

 

もういっちょ!

 

img_0640-001
完全になに屋なんだ?
って感じですね。笑

というかものが溢れている。笑

おいおい大丈夫なのかぁ?っと思われるかもしれませんが、
これが京都のお寺関係の
お店だったりします。笑

まー小売というよりも
卸をメインにやられているので、
店構えもお店らしくなかったり
するんですね。

でもまーもう少し整理整頓しようよっとは思いますが・・・苦笑

 

これが伝統関係の裏側というやつです。

 

陳列もされていなければ、
値札も貼られていません。笑

なので、
なにが欲しいか事前に調べておかなければいけないんですね。

「〇〇下さい」っといったら、
「あいよー」って感じですね。

そこらへんのダンボールよ山になっている
ところから、ゴソゴソと。

「はい、〇〇」

「えーと、いくらですか?」
(値札がのってないため)

「〇〇円」

とまーそんな感じで、

最近のお店ではまずありえないような、

やりとりをやっているということですね。

 

なにも知らない一般の人が行ったら、

間違いなく排他的な感じがすると思います。笑

僕もそうだったので・・・笑

 

ちなみに、

ここはお経本屋さんなので、

場所が違えば、数珠屋さんや前に紹介した、

衣の仕立て屋さんや、ロウソク屋さんなど、

物は違えど似たようなお店があったりします。

 

中の構造的にはだいたいこんな感じですね。

入口入ったら、座敷があって、

そこで注文をするといったスタイルです。

 

まー普段、お目にかかることのない世界なので、

「へ~こんな感じになっているんだ」

っと参考にしていただけたかなと思います。

 

また京都に行った際には、

「ここなに屋だ?」っとのぞいて見られると

面白いかもしれませんね。

だいたいは、看板がかかっていたりするので、

民家とお店の違いはわかると思います。

 

こういう一見よくわからない所にも、

人が営みをしていたりするんですねー。

そういう意味でも京都というのは、異文化な世界です。

観光は観光用の作り物文化みたいなところもありますから、

リアルを知るならこっちですね。(^^)

 

なんでも深く知ると、

裏側が見えてきます。

 


 

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