どうもおしょうです
お久しぶりの投稿でございます。
というのも、
ついおとといまで鳥取の宿坊にいっていたんですね。
2012年にできた新しい宿坊ということで、
どんな感じのところだろう?
と行ってきました。
宿坊って、
ほとんどは昔からある老舗の宿が多いのですが、
最近は新しく初められた宿がチラホラでてきています。
というのも、
本来宿坊は名のあるお寺や神社に遠方から参拝される方が、
泊まる場所としてできたのが生業で、
新しく名もないところで作られるというのは、
まー無かったんですね。
で、
鳥取に最近できたということで、
ちょっと覗きに行ってきました
行き道はさすが田舎にあるということで、
一列編成のワンマン電車で揺られての旅です。
噂によると国の重要文化財に指定されているとか。
切符はバスと同じで、
電車から降りる時に車掌さんに払うんですね。
なので、
イコカもスイカも使えないという、
今ではなかなか体験できないアナログな感じです
さてさて、
そんな感じで最寄りの無人駅に降りて、
トボトボ田舎道を歩いていますと・・・
つきました!!
おぉ~~~(゜o゜;
門がカッチョエエ~!!
同じお寺といえども、
こういうお寺の門をくぐるのは、
少し緊張しますね。笑
でもまぁーそこは、
持ち前のノリで突入でございます。笑
出迎えて頂いたのは、
お寺の住職さん。
僕が帽子をとるやいなや、
「あ・・・・(゜o゜」
という少しの間が・・・
坊主同士で見つめ合う二人・・・
やはりバレたか~っと。笑
別に隠していたわけではないのですが、
少しこういうのは照れくさいものです。笑
そして、
坊内の案内をされて、
一旦お部屋で荷物をおきにいきます。
お部屋はこんな感じ。
8畳ぐらいの和室に、
ベッドが2つ並んでいます。
内装はどちらかというと東南アジアンテイストな配色です。
部屋は他にも、
あるとのこと。
そこで、
洗面タオルと歯ブラシ、
作務衣、パジャマを頂き、
さっそく作務衣に着替えてみることに
作務衣はやはりいいですね~、
動きやすいしお寺に来た感じがします。
その後、
こたつがある談話室で、
お茶を頂きお話することに。
ここのお寺は、
体験修行をするかどうかは参加者が決めるということで、
結構ゆったりな宿坊です。
ゆっくりされたい方はゴロゴロしてもらってもいいし、
読書されてもいいし、
修行体験を少しやられてもいいそうです。
なんというか、
田舎のおばあちゃん家に来たっていう感じですね。
ガッツリ深いところまで修行体験をしたいという方には、
向いていないですが、
お寺でゆっくり過ごしてみたいという方には、
かなり居心地が良い場所だと思います。
その後、
お勤め、瞑想体験を軽くして、
お夕食です。
ご飯は田舎料理、イタリアン精進料理、精進料理が選べるとのことで、
今回は精進料理を頂くことに
結構ボリュームがスゴイです。
お寺のご飯て小食なイメージを持たれていることが、
多いと思いますが、
ここは季節の野菜から本当にボリューム満点です。
料理人は、
お寺の奥さん(坊守)
この方もすごく気さくな方で、
よく笑い、喋っていてこちらも楽しくなるほど。
お寺の住職さんもそうですが、
この坊守さんも場を和まさせてくれる素敵な方です。
お寺はどちらかというと、
男性社会なのでこういう坊守さんがいらっしゃると、
女性の方も安心ですね。
なので、
宿坊も細かいところですが、
女性目線の細かい気配りが行き届いています。
男性だけではわからない気遣いですね。
写真はお部屋の化粧台↓
綿棒、ドライヤー、加湿器、手鏡が並んでおりまする。
お風呂は、
住職さんが一から作られた露天風呂。
あいにく行った日は天候が悪かったので、
天井はシートで隠されていましたが、
外の空気とお風呂の暖かさは心が休まります
ちなみにお風呂には、
サクラの香りがする入浴剤が入っていて、
湯船にはアヒルが泳いでいました。笑
その後、
軽く談話室で、
アレコレと話し、
温かい湯たんぽを頂いて就寝することに。
この宿坊では、
就寝時間は決まってなく、
何時まででも過ごしていいとのこと。
もしお求めがあれば、
お酒も出していただけます。
住職さんと晩酌ですね。
朝も、
宿泊者に合わせて決められているそうで、
朝のお勤めも自由参加。
ゆっくり寝たい方は寝て頂いても大丈夫で、
結構自由に過ごすことができます。
朝食はこんな感じ。
トースト、サラダ、ソーセージ、
目玉焼き、サラダ、ヨーグルト、食後のコーヒーでございます。
ほんと民宿の朝みたいな感じですね。
ゆっくり朝食を頂いて、
食後のコーヒーを飲みながらこたつで和んでおりました。
その後、
瞑想体験をし、
写経を行って、
終了です。
帰りは鳥取市内の駅まで、
車で送っていただき、
途中で地元で有名なシフォンケーキを食べながら、
帰ってきました。
いやはや、
田舎のお寺ということで、
最初はどうなんだろう?
と思っていたのですが、
かなり満喫することができました。
他の宿坊との違いは、
一日一組が基本ということと、
夫婦でやられているということで、
宿泊者の要望に沿って柔軟に合わせていただけるというとこが、
他の宿坊とは違うところかなと思います。
なので、
日頃の悩みやお寺の疑問などがあれば、
気軽に聞けると思いますよ。
交通のアクセスは少し不便ですが、
お寺の生活をもっと近くで見てみたいという方はオススメです。
お寺ゲストハウスといった感じなので。
ホームページに、
お寺の内観や外観の写真などが、
紹介されているので、
興味がある方は是非チェックしてみてください。
写真は住職さんが撮られているそうで、
プロが撮ったの?と思わせるぐらい良い写真が並んでいます。