どうもおしょうです！
最近琵琶湖でキャンプというのが、
関西、愛知らへんを中心にして、流行っているみたいです。
だから、お寺の近くの浜には、
連休にもなると、キャンプ客の人が、わんさか訪れたりします。
めっちゃ賑わってんな！と。
なぜ琵琶湖キャンプが流行るかというと、
おそらく湖岸沿いにテントが建てられる、
というのがあると思います。
他の川や海だと、増水したり、
海の満ち引きがあるので、
危険と言うこともあり、
あまり水辺から数メートルの所でキャンプしにくいというのがあったりします。
それが琵琶湖だとできると。
ほんと琵琶湖から数メートルぐらいの所に
テント張ってキャンプしてますからね。
今の時期だと昼も夜も涼しく、
琵琶湖を眺めながらゆっくり過ごすことができます。
あと、琵琶湖のメリットとしてあるのが、
クラゲがでない＆海水じゃないと言うところ。
クラゲが出ないので、
年中暑ければ泳げますし、
海水じゃないので、泳いでそのまま、
シャワー浴びずにテントで過ごすことができます。
琵琶湖に泳いで、そのままテントに戻るみたいな。
それもまた琵琶湖の良いところかなと。
そして今の時期は山と違って、
湖岸沿いは虫がほぼ出ないので、
過ごすにはとても良い環境です。
（お風呂も近くの温泉がありますからね！）
そんな感じで、連日キャンプに
来られる人が多いのですが、
言ってもキャンプ。寝るのはテントの中です。
しかも、キャンプ場だと他の人と、
近い距離で寝るので、寝ずらかったりする部分があったりします。
わざわざなんで、
そんなしんどい所で寝るの？
というのがあります。
これは僕は一つの時代の流れかなぁと思っています。
なぜなら同じ事をお寺の体験でも感じるんですね。
不便な事に価値を感じて、
お金を払う人がいるんだなと。
うちのお寺の体験は、ゆるいですけど、
決して快適ではありません。
むしろ本堂はクーラーも無く、
真夏は汗だらだらの暑い中でやったりします。
それでも、それを求めて、来る人がいるんですね。
この心理はキャンプに行く人と、
同じ心理なんじゃ無いかなと思います。
わざわざ不便な事にお金と時間を割く。
今までの豪華、快適のリゾート的な
発想とは真逆の考え方です。
なぜみんな不便なものに価値を感じるのでしょう？
それはある意味社会が豊かになった証拠でもあるわけです。
昔は不便一択、
贅沢の理想も、豪華、快適が一択だったわけです。
快適に不自由なくすることが、贅沢の象徴だったんですね。
でも、時代は変わり、
みんなそれなりにお金を払えば、
贅沢に過ごせるようになってきました。
生活水準も全体的に上がってますしね。
昔は不便が当たり前でしたが。
今はそうでも無くなっていたりします。
むしろ不便さを経験しようと思っても、
なかなか経験できないのが、今の時代だと思います。
そんな時に価値観として出てきたのが、
あえて不便を経験すると言うこと。
贅沢なリゾート地に遊びに行くことも
できるけど、あえて不便なものを選ぶと言うものですね。
昔は選択が一つしか無かったものが、
今は二つ選べる時代になったわけです。
そして今の時代は、
「なにが体験できるのか？」
が重要な選択基準の要素になっているので、
不便な事も一つの体験として選ぶ人が多かったりするんだと思います。
物理的な豊かさを求めるのでは無くて、
どんな体験が出来るかを重視していると。
だから、キャンプと言うのも流行るのかなと思います。
不便な事も楽しいということですね。
むしろ不便な方が、生きている事を実感出来るのかもしれません。
身体を動かし、肌で体験すると。
そういうのを見ていると、
物理的に豊かになっても、
人は決して幸せにならないんだなと言うのがわかりますね。
なにを貰えるのでは無くて、
なにを経験できるのか？が大事なことなんだなと。
あえて不便な所に身を投じるのも、
一つなんだなぁと言うことですね。
不便な事にも価値があると。
そんな感じで、
キャンプやお寺の体験を見ていると、
決して便利を追い求めることが、
幸せでは無いと言うことがわかると言うことです。
日常が便利だから、
あえて不便な所に行く。
そういう体験が出来るのが、
田舎なんだと思います。
日常になにか物足りなさを感じる人は、
そういう所に１度行ってみると良いかもしれませんね。
琵琶湖沿いのキャンプは思っている以上に楽しいので。
体験しに来てみて下さい。
今の時代、不便だからこそ、面白いんですよ。
●お香のショップをやっています。
まだ数は少ないですが、日々増えていますので要チェック！
落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
お香を焚かれることをオススメです。
●不定期ですがメルマガやってます。
ブログよりもお寺の教えについて話しています。
あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ！
