先日のクレイジージャーニーであの千日回峰行が紹介された

どうもおしょうです!

どうやら明日はバレンタインみたいですね。

すっかり「そんな日もあったなぁ~」っと忘れておりました。笑

 

田舎にいるとおもしろもので、

そういう西洋からきた季節のイベント的な

ものはあまり感じなかったりします。

 

もし、

クリスマスやバレンタインデーで、

町がカップルで輝いているのが心苦しいなぁっと

思われる方は、田舎に来られるといいかもしれません。笑

 

だいたいは、

農作業しているじいちゃんばあちゃんばっかりなので。笑

 

とまーそんな日には、

お香を焚きながら次のことに向けた準備を、

粛々とやっているわけなんですが、

先日、テレビを見ていると、

「クレイジージャーニー」という松本人志さんの番組がやられていて、

そこで、

お坊さんがでていらっしゃいました。

 

最近とあることで有名になった方なんですが、

もしかしたら、ご存知の人もいらっしゃるかもしれませんね。

 

塩沼亮潤大阿闍梨という方で、

お寺の厳しい修行で有名な千日回峰行を満行されたかたです。

 

千日回峰行とは、千日分を7年ほどかけて、

数十キロの山の山中を練り歩き、

最後に9日間の不眠不休、飲み食い無しでお堂の中で過ごすという、

荒行中の荒行で、

途中で止めることは死に値するとして、止めることを許されない、

大変厳しい行です。

 

もちろんこれは、

お坊さんが全員できるわけでもなく

選ばれし人しか修行ができません。

ので、千日回峰行を満行された方は数えるほどしかいないとか。

 

そんな厳しい修行をやり遂げた方が、

塩沼亮潤大阿闍梨なんですね。

もう亡くなられましたが、

前まで二回千日回峰行を行ったということで、

有名だったのが酒井雄哉大阿闍梨だったりします。

 

酒井雄哉大阿闍梨は、

なんとなく聞かれたことはあるのではないでしょうか?

 

本もいろいろ出されていますしね。

 

おしょうももちろん、

この千日回峰行のことは、

学生時代の頃から知っていたわけですが、

あまりにも常人離れしていることなので、

「なんかヤバイ修行があるなー」ってな感じで、

見ていたわけです。

 

そんな数年がたっての、

この前のテレビ番組だったので、

改めてえげつない修行だなと思わされました。

 

なにがスゴイかというと、

「千日回峰行がやりたかった。」

という塩沼さんの一言。

もうこれで、

自分とは違うなと思ったんですね。

 

普通、修行といえば、

「やるぞ!」と身構えるものなんですが、

塩沼さんの場合は、

「やりたい」という非常に好奇心に近いような感じだったんですね。

なので、

この人は根っから修行が好きな

人なんだろうなぁっと。

 

微妙な心の差ですが、

この意識の差が非常に大きく感じました。

 

おしょうの場合は、

積極的にやるというか、

おそらく何かどん底を味わうぐらいの経験をしないと、

千日回峰行をやるぞ!と、覚悟が決まらないと思うので。

 

たぶん中途半端な気持ちで、

やり通せるものでもないと思いますしね。

 

そういう意味で、

スゴイなとただただ尊敬してしまいます。

 

ただ、

こういう番組があると、

よく誤解をされるのが、「修行=千日回峰行」だ。

と思われることですね。

後は、修行は厳しい方が偉いという考えです。

 

確かに千日回峰行はスゴイことですが、

それが修行の「全て」ではないので、

誤解をされないようにしてください。

 

修行といえども、

千差万別で意味によっていろんなものがありますから。

 

塩沼亮潤大阿闍梨もおっしゃられるように、

「生涯、小僧」

という言葉から、

千日回峰行で終わりではなく、

終わったら、また日々の人生という修行が始まる。

という、通過点の1つでしかなかったりします。

 

なにかを成し遂げることは素晴らしいことですが、

そこで全てを得たと慢心するのではなく、

その先も続くのだよ、ということですね。

 

もし、

千日回峰行とはなんぞや?

と思われた方は、前回のクレイジージャーニーをご覧ください。

わかりやすく、千日回峰行について特集されていますので。(^^)

 

でわでわ~