なぜ念仏を唱えるのか?意味があるのか?その理由を語ってみた

どうもおしょうです!

3月になって、いよいよもうすぐ春といった感じですね。

 

そんな3月のはじめは念仏について。

なぜ念仏を唱えるのか?

ということですね。

 

まーこれについては、

宗教理論上、成仏してもらうとか、

いろいろあるんですが、

今日はまた違った視点からお話ししようと思います。

 

人は感情的なモヤモヤとした時に、

それを発散させようとして、行動として表に出します。

 

モヤモヤとしている時は、

要は体に感情の念が溜まっているということ。

 

仏教的にいえば、執着というものです。

 

感情的に溜め込んで執着すればするほど、

人はその感情を外に出さないと、

気持ち悪い状態になるんですね。

 

だからなにかしら、

行動によって感情を出したりするんですが。

 

その中の一つに、声を出す。

というのがあります。

 

大声で叫んだり、

想いを伝えたり、

歌を歌ったりね。

 

要は言葉に気持ちをのせて、外に出すというものです。

 

で、念仏というのもその中の一つ。

自分の中にある気持ちを

声に出すことによって、昇華しているわけです。

 

念じたものを出すと。

 

だから思いが強ければ強いほど、

その発する言葉に気持ちがのるし、

弱ければ、そこまで気持ちのこもったものにならないと。

 

で、念仏を唱える時は、

だいたいの人は、ご先祖さんにお参りをする時だと思います。

 

そんなときに、

まーなんでも声をかけてもらっていいのですが。

ご先祖さんの冥福と成仏してもらうことを

ひっくるめて、念仏というものを多くの人は使っているのではないかと思います。

 

使う言葉はシンプルに、

南無阿弥陀仏やら南無妙法蓮華経

やら、南無大師遍照金剛やら、

各々色々あると思いますが、

それらにいろんな気持ちをのせて唱えていたりします。

 

そして唱えることで、

自分の中にある気持ちを昇華しているわけです。

 

念仏ってなんの役に立つんだ?

っと思われがちですが、

知らず知らずのうちに、

感情を外に出すものとして使われていたりするんですね。

 

まー今日はなしたことは、

ほぼ僕の持論ですが、だいたいはあっていると思います。

 

まだ役に立った感じはしないって

いう人でも、いつか神頼み、仏頼み

したくなった時に、念仏などがあることの意味がわかると思います。

 

ちなみに葬式仏教でいうところの、

お経を唱えるというのも、同じような効果です。

 

唱えているお経の意味や内容が、

先祖供養とかけ離れてるものだったとしても、

仏壇の前で拝み、亡き人を思うきっかけになっているんですね。

 

特に人は答えがないことにぶち当たり、

その感情の処理がわからない時に、

そういった神仏的なものに頼ったりします。

 

その時に、とりあえず感情を外に

出させるものとして、念仏などがあるということです。

 

外に感情を出していくうちに、

気持ちが昇華されていくので。

 

心の中に溜めていると

モヤモヤした状態が続く、だから外に出すということですね。

 

そしてそれらが昇華されれば、

人は冷静さを取り戻し、また前に進んでいけるということです。

 

念仏は自分の気持ちを込めて

唱えるものでもある。

そう思ってもらえればと思います。

 

是非一度お家で実践してもらえればと思います。

 

気持ちを昇華させるために念仏があるということですね。


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