どうもおしょうです!
お盆が終わると地域によっては、
地蔵盆というお地蔵さんのお盆があったりします。
発祥が京都らしいので、
関西の方が盛んだったりするかな?
地域のお地蔵さんにお参りするというものですね。
基本的に子孫繫栄や水子供養の霊など、
お地蔵さんが賽の河原の子供を助けることから、
子供のためのお盆といわれています。
まーここらへんは去年も話しているので、
興味がある方は去年の記事をご覧ください。
あ、そういえばYouTubeでも解説してましたね。
よければこちらもどうぞ!
でまーお盆の時もそうですが、
夏はお寺の行事が多いということもあり、
その時でしか見れない、知ることができない行事があったりします。
地蔵盆もそう。
この飾り付けは地蔵盆がある一日しか飾られないんですね。
だから人によっては見たことも、
やっていることも知らなかったという人もいると思います。
しかもやる日は地域によってまちまちですが、
曜日ではなく、日にちで決まっていることもあり、平日にこっそりやられていたりします。
まー京都や大阪の町中なんかは、
お地蔵さんのお堂がいつもより、
華やかになっていたりするので、「なんだろう?」って思ってたことがあるかもしれません。
で、
子供のお盆ということで、
これもまた子供の多い地域なんかでは、
夏休みの子供たちが集まってきて、お参りをし、
お菓子をもらって帰るというのがあったりします。
(もともとはこの形。)
ただ、少子高齢化で過疎化が進んだ、
田舎の地域なんかは子供がそもそも少ないので、
近所のお年寄りや大人で参りあいをしているということですね。
そんな感じで、
一日しか行われない行事なんですが、
これだけの準備を毎年やるということをやっています。笑
(結構細々したものが多くて大変。笑)
ただ、どの地域のお地蔵さんや仏さんも
普段は存在感があまりないですが、
ただ置かれているだけじゃなくて、
誰かがこうやってお参りをしていたりするんですね。
なにげないお堂ですが、誰かが見ていると。
そしてそこには、
昔からの意味や地域に住む人々の願いがあったりするんですね。
なにげない道端のお地蔵さんにも、
そこにいる意味があるということです。
そんなふうに見てもらうと、
ただの道端の地蔵ですが、
思いのこもったものだと思ってもらえるかと思います。
うちの地蔵さんも普段はお堂が閉められていて、
体験に来られても、
見ることがあまりなかったりしますが、
別に隠しているわけではないので、言ってもらえればお見せしますよ!
ちなみに、うちのお寺の地蔵さんは、
半跏座をしているお地蔵さんで、
わりと珍しいお地蔵さんだったりします。
(たしか、平安末期以降から作られたモデルかな?)
たいがいのお地蔵さんといえば、
傘地蔵にも出てくるような、
立っているお地蔵さんが一般的に多かったりします。
でも、なかには座っているお地蔵さんもいるんですね。
で、
そんなうちの半跏座のお地蔵さんは、
正式名では、延命地蔵菩薩といったりします。
その名の通り長生きでいられるように、
お守りする仏さんです。
で、昔は子供が幼いまま亡くなる
ことが多かったので、
子供が若死にしないように、命を守る仏さんとしても存在していました。
お寺の境内から子供たちの成長を
見守っているというものですね。
そんなお地蔵さんが、
実はこのお堂の中にいたということです。
多分、お寺に来たほとんどの人は、
「なんだこれ?」「なんかお堂があるなぁ」
と思っていたと思います。笑
まー聞かれなかったので、答えなかったんですが。笑
(聞かれないと、あえて言わない時もあります。)
こういう地蔵さんがいたんだなぁということです。
そして、8月の終わりごろには、
こうやって地蔵盆を行い、お参りをしているということですね。
実物は来られた時にどうぞご覧ください!
ということで、
地蔵盆とお寺にあるお地蔵さんのお話しでした。
最後に夜のお堂の写真を紹介して終わりにしたいと思います。
夜はこんな感じ。
●お香のショップをやっています。
まだ数は少ないですが、日々増えていますので要チェック!
落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
お香を焚かれることをオススメです。
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ブログよりもお寺の教えについて話しています。
あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ!
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