意外と気づかない!墓地だからこそ学べるものとは!?人の営みの歴史な話し

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どうもおしょうです!

なんか最近台風が頻繁に出現してますね!

おしょうの方が関西なので、

ほとんど影響がないのですが、関東、東北、中部方面の方は

台風の影響に備えているんじゃないでしょうか?

 

いやーでもバカみたいな話ですが、

台風がくるとテンションあがりますね!

あれ、なんなんでしょうね。

雨風が激しければ激しいほど、

ウォー――――――!!

ってなりますから。笑

 

あと、こういう台風とか天災系が起こると、

必ず「最近の地球はおかしい」

みたいなおじさんとかいたりしますが、

「いやいや、昔からこんな天災ごとは数年に一回ぐらいで

ありますよ」

っといつも思うんですよね。

おそらくこういうこと言いたがる人って、

いつの時代も地域に一人はいるんだろうなぁーっと思います。

 

歴史をちょっと遡れば、

今よりも激しい災害とか飢饉とかありましたからね。

そう考えると、

天候がおかしいというのは「普通」のことだったりします。

むしろ天災がなにも起こらない方が、

「異常」なのかもしれません。

 

っということで、

今日はお盆の時に聞いた話でおもしろかったのが

あったのでそれを話そうかなぁーっと思います。

 

ほんとはもっと前に話そうと思っていたんですが、

なんやかんやタイミングを逃していました・・・笑

っというかガチ巡りが長すぎたか!!笑

 

とまーそんな感じで、

なんの話かといいますと、

「お墓」

でございます。

そう、お墓ですね。

 

また渋いテーマを持ってくるなぁーっと思われるかも

しれませんが、渋くて普段、興味がないものだからこそ、

学べるものがあったりすると思います。

 

で、

お墓がなんだということなんですが、

これはお盆前に京都のお寺にお墓参りの

お手伝いにいった時、

はじめてマジマジと街中の墓地というのを見たわけなんです。

普段もお寺巡りするとたまにしれぇーっとお墓をのぞいたりするんですが、

やはりボーっと見るのと、実際に中でマジマジと見るのとでは、

見え方が全然違ったりします。

 

適当に歩くだけだったら、卒塔婆の書き方とか、

墓石になにが書いてあるとか、戒名はどんなんなのか?

なんかはそれとなく見ますが、それぐらいっちゃそれぐらいです。

 

で、

京都の街中の墓地に行った時に気づいたのですが、

お墓の場所や大きさによって一目で、その地域で幅を利かせて

いた家系がわかるんですね。

特に昔の人なんかは、お墓にお金をかけて見栄を良くしようと

いう人もいたりしたんで、その地域のドンみたいな存在になると、

やはりお墓もそれなりに、他とは違う形のものがあったりします。

 

この地域は○○家が幅を利かせていたんだなぁーっと。

 

田舎でもたまにありますよね。

本家と分家とかで。

 

でも京都は古都ですから、

その流れというのは田舎よりも顕著に表れているんじゃないかなぁーっと思います。

 

で、

そこの墓地を管理しているお寺の住職に言ったんですね。

「○○家の墓って、大きくて分家の数もすごいし、すごいですねぇー」って。

そしたら住職が

「昔はね」っと。

 

ん?どういうことだ?

っと思って「どういうことですか?」って聞いてみたら、

どうやら昔はここらへんの地域では○○家というのは幅を利かせた豪商の

家系だったんですが、今は本家も分家もバラバラで、

お家じたいも昔の勢いは無くなったとのこと。

というかむしろ、衰退しかけてるらしいんですね。

 

で、今は立派なお墓だけが当時の面影を残し、

ポツンっと残っていると。

 

なんかねーそれを聞いたら、

まさに諸行無常でだなぁーっと。

 

お墓として目に見えて栄えていた時期がちゃんと残っていて、

でも今は衰退しかけている。

 

あんなに墓が立派なのに。

不思議なもんですねぇ~。

そうとう当時は力を持っていたんだうなっと。

 

で、

こういった感じで、目の前に繁栄と衰退の証拠が

残ってるものですから、世の中ってほんとどうなるかって

わかんないなぁーって思いました。

 

だって、

栄えていた時期の○○家の当時の人からしたら、

まさかうちの家系がこの先衰退してバラバラになるなんて、

思わなかったでしょうから、そう考えると考え深いモノがあったりします。

 

こういう風に、

普段なにげなくお参りしているお墓には、

人の営みというものが隠されているのかもしれません。

 

古いものでいくと、200年以上前の墓とかあったりしますからね。

 

そう考えると、

墓地というものは100年以上前の当時の状況を留めている、

タイムカプセル的なものかもしれませんね。

タイムマシンに乗らなくても、墓地にいけば、

その当時の状況が残っているみたいな。

 

これはねー実際に行ってみないとイマイチ

ピンッとこないと思います。

実際に行ってみて目の前で、この立派なお墓の家は衰退した

って聞くと「まじか!?」って思うので、

是非墓地に行ってみて下さい!笑

 

ほんと、

諸行無常とはウンタラカンタラ、話を聞くよりも、

一発で諸行無常とはこういうことかっていうのが、

伝わってくるので。

しかも歴史ものとかではなく、

いたって身近なつい最近のモノなので、イメージしやすいと思いますよ!

 

石のお墓は数百年も残るものなので、

そういう意味でおもしろいですね。

 

またなにか機会があれば、

お寺巡りツアーかなんかで詳しいことが

話せればなぁーっと思っております。(^^)

それでは今日はこのへんで!

アディオス!!