蒸して作るイチゴ大福!!おしょうの美味しい精進デザートレシピ

どうもおしょうです!

さーさーさー、

昨日は話しのほうがだいぶ長くなって

しまいまして、肝心なレシピが紹介できずにいました。笑

いや~

自分でもイチゴ大福レシピナンバー1決定戦が、

あんなに長く壮大な物語になるとは思っていませんでしたので、

「ヤバイなぁ~、終わらないなぁ~」って思っていました。笑

でも、

こういう時でも、無駄なことを書いて話しを長くするのが、

私だったりします。

おもいついたら、ついつい話しを脱線してでも、

書いちゃうんですよね~。笑

 

ということで、

今日は寄り道をせずまじめにレシピをしたいと思います。

よろしくね(・ω<)☆

 

はい。

それではイチゴ大福のレシピの

紹介にいきたいと思います。

で、

今回は前回でナンバー1に輝いた一つの、

蒸し器で作る方法をここで紹介したいと思います。

電子レンジの方は、

ネットで沢山のっているのでそちらを参考にしてくださいね。(・ω<)☆

 

それでは、

精進デザートの仏教小話をする前に、

先にレシピだけさらっと紹介したいと思います。

ほんと今回は簡単なので、

さらっと書いておきます。

 

さらっ

 

さらっ

 

さらっ

 

あ、間違えちゃった(・ω<)テヘ☆

本当に「さらっ」だけ書いちゃうなんて、

しょーもないオヤジギャグになっちゃたーー(/ω\) 

 

はい。

ということで、

なんかキャラが崩壊しそうなので、

ふざけるのはここらへにしておきます。笑

 

では、

レシピにいってみましょう!!

 


 『おしょうのイチゴ大福』

 

具材:イチゴ6個、白玉粉60g、砂糖40g、白あん適量

片栗粉適量、お湯60g ※6人前

 

1.ボールに白玉粉と砂糖を入れて、サラサラの状態になるように手で混ぜながら、

固まっているものを潰していきます。その後お湯を2~3回に分けながら、

ムラがなくなるように混ぜていきます。

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2.混ざったら、沸騰した蒸し器に濡らして絞った布巾をひいて、その上に

先ほどの1を入れてこぼれないように布巾で閉じます。

その後、フタをして20分~25分ほど蒸していきます。

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3.蒸している間に、バッドに片栗粉をひいたり、イチゴを水洗いして、

水気をとり、ヘタの部分をカットして、餡こを周りにつけていきます。

餡の付け方に関しては、全体でも良いですし、

一部残しでも良いですし、ご自由にどうぞ。

(求肥ができあがったら、パパッと仕上げるのでここの準備は大切です。

ちなみに白あんの写真を撮り忘れていたので、写真は黒あんの時のものです。)

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4.蒸しあがったら、熱いうちに蒸し器から求肥を取り出し、

布巾を広げて、バッドに求肥を落としていきます。

(熱くひっつくので、手に片栗粉をつけて求肥を取り出されるととりやすいです。)

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5.バッドに入れた求肥を一つに固めて、全体に片栗粉をつけていき、

六等分にちぎっていきます。(この時も手に片栗粉をつけましょう!)

その後、一個、一個、平らに広げてイチゴを中に包み込んで後ろをギュッと閉じ。

両手で転がすように丸めて形を整えていきます。

(イチゴの頭の方を下にして包むのがポイントです。)

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6.最後に大福を冷蔵庫にいれて、冷たくなったらお皿に盛り付ければ完成です。

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ど~ん♪っと。

 

・番外編

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椿風のイチゴ大福の作り方は、

途中までは同じですが、

イチゴに餡をつける時は、てっぺんだけ残し、

求肥を包み込む時は、通常とは逆でイチゴのお尻を下にして包んでいきます。

包み方としては餃子の皮で包む要領で、少しづつ折り曲げながらヒダをつけていきます。

後は、お好みの形になったら完成です。

 


 

いかがだったでしょうか?

少し難しく感じるかもしれませんが、

材料も少ないので、やってみると簡単だったりします。

3月はイチゴが旬な時期ですので、

興味があれば試してみてください(^^)

 

最後に精進デザートですので、

仏教的な意味合いもお話しして終わりたいと思います。

 

今回のイチゴ大福は、

椿のイチゴ大福を見てもらえればまさにそうなのですが、

仏教の植物でも有名な沙羅双樹(さらそうじゅ)の白い花をモチーフにして作りました。

なぜ沙羅双樹にしたのかというと、

3月はお釈迦さんが亡くなった月でもあると言われているんですね。

で、

沙羅双樹をモチーフになにか仏教の話しが

できたらいいなと思い、今回のイチゴ大福を採用しました。

 

まーお釈迦さんが亡くなった時の花というと、

なんか暗い話のように思われるかもしれませんが、

特にそういう悲しい意味合いのものでもなく、

沙羅双樹の教えの象徴的なエピソードの一つとして、

お釈迦さんの亡くなる時の話しが使われているんですね。

 

で、

この沙羅双樹ですが日本の昔話しにも登場してきたりします。

それは、平家物語です。

平安時代の終わり頃を描いた有名な書物ですね。

で、その中でも有名なのが、

冒頭の、

『祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。』

というところ。

なんとなく聞いたことあるんじゃないでしょうか?

 

この「祇園精舎の鐘の声」ってやつですね。

 

で、

その後の「沙羅双樹の花の色、盛者必衰(せいじゃひっすい)の理をあらわす」

と書かれているんですが、

ここの意味は簡単にいうと、

『沙羅双樹の花の色が変化したように、

大勢を築いたものもいずれか衰えていく、これが世の流れ』

と言っているんですね。

この部分は仏教の教えで有名な諸行無常の教えの、

例え話として、当時の権力者である平家が源氏の手によって

落ちていく所を例としてつかっているんですね。

なので、

誤解がないようにいっておきますと、

権力者や富豪に対する平民のヒガミとかではないです。

「贅沢している奴は、いつか痛い目にあうべきだ!」

といったニュアンスではないのでご注意を。

 

人が生まれて歳をとり、

やがて死んでいくというのと同じように、

時代を築いた平家もいつか滅んでいくのだと、

ただ世の中の真理をいっているんですね。

 

で、

話しは戻りまして、

沙羅双樹の花の色というのは、
お釈迦さんが亡くなった時に、薄い黄色がかった花から、
白色の花に変化したといわれており、
その意味合いから、
日本のお寺では諸行無常の例え話の象徴として、沙羅双樹が使われていたりするんですね。
(まー厳密にいうと、日本では沙羅の樹が育たないらしく、
変わりにナツツバキの樹を沙羅の樹と見立てて、植えています。)

といった感じで、
そんな意味合いもあり、
これから春にかけていろんな意味で
新しい芽が生まれ古いものが消えていく、そんな循環を感じさせる季節です。

終わりがあれば始まりがある。

そういうことですね。

終わりだけに意識を向けるのではなく、

始まりもあるんだと、忘れないようにしなければいけません。

 

そんな春の流れを教えてくれる

イチゴ大福の精進デザートでした\(^o^)/

それではまた!!