お寺って真面目にしなきゃいけないっていうのはホント?

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こんにちはおしょうです!

 

お寺ってなんだか敷居高そうとか、

入っていいのかな?

 

って最近はよく思われると思います。

 

特に若い人なんかは

そうなんだろうなって。

 

だってお寺に行くことって、

まーお葬式とか法事以外にあまりないですからね。

 

そうなってくると、

法事=お寺

またはお坊さん

という図式ができやすくなります。

 

で、

法事やお葬式というのは、

神聖な場、

儀式ですからちゃんとした場ですよね。

 

だからお坊さんも、

ちゃんと真面目なスタイルでいたりします。

 

そうなってくると、

そういうお坊さん=お坊さんの全て

みたいな風に見られがちになってくるんですね。

 

でも、

実際はそうではなくて、

お寺というのはそもそもいろんな顔があったりします。

 

それこそ江戸時代の頃なんかは、

お寺でお祭りとか地域の模様しとかしていたりして、

町の中心的存在だったわけです。

 

今で言うなら、

クラブ(踊る方)やコンサート会場

みたいな感じですかね。

 

で、

それが時代が進むにつれて失われていったわけです。

 

そして残ったのが、

儀式などの法事やお葬式だけになっていたりするわけです。

 

そうなってくると、

それが当たり前になって、

なんとなくワイワイしちゃいけないみたいな空気がでてくるわけですね。

 

お坊さんにも周りにも。

 

よくよく考えればそうじゃないのに。

 

ほら、

 

誰かの講演などに行った時に

質問タイムみたいなのがあるじゃないですか。

 

あの時、

一番最初に手を上げる時って、

すごく勇気がいると思うんですよ。

 

「あげようかな?どうかな?」って。

 

で、

殆どの人は2、3番めにあげたりすると思うんです。

 

あれは、

手をあげないというのがその場の「常識」となっているからなんですね。

 

だから、

最初に手をあげるのは目立つ。

非常識となるわけです。

 

で、

一人手をあげて質問し始めると、

それが常識へと移り変わり、

手をあげやすい空気になるわけです。

 

 

お寺もこういう状態で、

実は真面目にしなきゃいけないっていうのは、

実は錯覚なんです。

 

なんとなくの空気。

 

なんとなくの空気をただなんとなく常識だと

思い込んでいるわけです。

 

そして、

誰もそれを打ち破る人がいなかったりする。

 

目立って陰口叩かれるんじゃないかって、

怖いからですね。

 

こういう時、

子供を見るとすごくわかりやすい。

 

そういう錯覚の常識にとらわれていないことが。

 

だから、

お寺でもへいきで騒ぐし、

走り回る。

 

彼らには「お寺は行儀よくする場所」っていう、

大人の常識がないからです。

 

彼らの常識は、

場所はどこであろうと

「やりたいこと興味あることをやる」

というすごくシンプルな理由で行動していたりします。

 

そういう子供たちを見ると、

「自由だなぁ」って改めて感じさせられます。

 

世の中には、

頭脳明晰で頭いい=幸せ

みたいに思っている人がたまにいたりしますが、

それはメディアや戦後教育が作った、

ある種の嘘で、

頭脳明晰は人間の完璧か?

と言われればそうでなかったりします。

 

むしろ、

悩んでいる人の方が多いんじゃないかと。

 

そう思うと、

なにも知らない子供の方が幸せだったりするわけです。

 

なので、

大切なのは子供心。

そう思います。

 

博学ではなくて子供心ですね。

 

一番いいのは博学かつ子供心を持っているということでしょうか。

 

とまー

なんか話しがそれてしまいましたが、

お寺ってワイワイしちゃいけないというのは間違いで、

ただ、

そういう文化がないだけでそう思い込んでいるという

だけの話でした。

 

なので、

個人的にはワイワイとなんでもありの子供心を忘れない、

お寺にしていきたいですね。

2 件のコメント

  • 東京・台東区は浅草寺や寛永寺を筆頭に都内でもお寺の多いことではトップクラスです。その中には、毎月、本堂でジャズコンサートを開いているお寺もあります。アマチュア・バンドですが、住職もベースを弾いています。私は行ったことがありませんが、新宿だったかで坊さんバーがあって、お坊さんがシェイカーを振っている写真を見たことがあります。

    • 坊主バーは確か四谷あたりだったと思います。

      そうなんですよね。都会ではそういうのが当たり前になりつつあるのですが、
      地方はまだまだそういう文化が無かったりします。

      アーティストの方がいれば声をかけて欲しいものです。

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