お経ってなにが書いてあるの?ざっくりとお答え

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お経に何が書いてあるの?

これ、

気になりますよね?

 

漢字が羅列していて意味不明だし、

なんとなく難しそうなイメージがあります。

 

僕もそうだったんですよ。

 

なんか難しそうでつまらなさそうだなって。

 

たまたま生まれたところがお寺なだけあって、

普通の家に生まれていたら、

まず興味なんて持つわけがありません。笑

 

で、

このお経になにが書かれているかというと、

仏教を作ったお釈迦さんの教えが書かれているわけです。

 

まー正式に言うと、

お釈迦さんが亡くなった後に、

弟子たちがお釈迦さんから教わったことを

まとめたと言われています。

 

なので、

基本お経の始まりには「お釈迦さんはこう言った(如是我聞)」

という決まり文句が入っていたりします。

 

弟子とお釈迦さんの対話が多かったりするわけですね。

 

あとは、

お釈迦さんが弟子にわかりやすく伝えようと、

例え話をするのも特徴的です。

 

内容的には昔のものなので、

ややお伽話というか誇張されて作られていたりします。

 

なので、翻訳してもあまり現代的ではなかったりするんですね。

 

地面が割れたり、

仏が無数に飛び回ったり、

幻獣が出てきたり

 

と、そのまま理解しようと思っても、

なかなか難しかったりします。

 

まー桃太郎や浦島太郎、舌切り雀みたいな

ちょっとした人生教訓があるような童謡みたいな感じだと思って下さい。

 

なんでこんなお伽話っぽい感じになったのか?というと・・・

 

伝わりやすいからですね。

 

今も昔も、

チョー論理的で固い参考書みたいなものよりも、

物語ちっくな漫画や映画の方が見やすいし読んでて伝わりやすいからなんですね。

 

だから、

やや現実離れしているお伽話になっているわけです。

 

で、

お経の具体的な内容としては、

一個一個取り上げるとキリがないので今日は割愛させてもらいます。

 

おおまかに言うと、

共通しているのは生きるための教え、

が書かれていたりします。

 

2500年前から続く教えですね。

 

興味がある方は是非翻訳されたものを読まれてみるといいと思います。

 

今だとお経の内容をわかりやすく、

現代語に訳した本が結構売られていますので。

 

一冊手にとって読んで見られると

案外面白かったりしますよ(^^)

 

小池龍之介さんの

「超訳ブッダの教え」は名言集みたいな感じで、

全く仏教を知らない人でも読みやすいと思います。

 

漫画でいいなら、

手塚治虫先生の「ブッダ」ですね。

カバーは渋くて面白く無さそうな感じがしますが、

意外にストーリーに引き込まれてサクサク読めると思います。

 

お試しあれ~

2 件のコメント

  • たまに葬式に行ったりすると読経を聞きますが、子守唄みたいで眠くなってしまい、意味なんて考えたことがありませんでした。で、すべてのお坊さんがおしょうさんと同じように意味が判って読経しているのでしょうか?それとも内容はともかくとして、丸暗記しているのでしょうか?

    • お経は単調で長いですからね。眠たくなるのはわかります。笑
      意味をわかって唱えている人もいれば、唱えてない人もいますね。
      丸暗記してるかはお経によって異なってきます。
      特によく使う定番のお経はだいたい覚えている人は多いと思いますよ。

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