座禅や瞑想では人生は変わらない?
どうもおしょうです!
昨今では坐禅や瞑想などが
お寺界隈で流行っていたりします。
僕自身のお寺でもやっていたりします。
坐禅や瞑想をすると、
気持ちがスッとなってほわ~んとした感じになって、
すごく頭がスッキリした状態になったりします。
それがまぁ情報が溢れている現代においての
人気の理由なんですが、
たまに勘違いされている方がいたりします。
坐禅や瞑想をする「だけ」で自分の人生が
変わるんじゃないかって。
なにか大きな期待をされていたりするんですね。
それは大きな間違いで、
人生が変わるキッカケにはなるかもしれませんが、
坐禅や瞑想するだけで人生が変わることはありえません。
それはなぜか?
坐禅や瞑想はあくまでも、
ごちゃごちゃした頭を空っぽにするだけだからです。
なので、
空っぽにした後どうするか?
はまた別の話しになってくるのです。
頭をスッキリさせて空っぽになったとしても、
今までと同じ生活や習慣、人間関係をやっていたら、
変わるものも変わらないわけで、
坐禅や瞑想に妄信的にハマりがちな人は、
この視点が抜け落ちているんじゃないかと思います。
頭をスッキリとシンプルにした後、
どういう生活を選んでいくか?
それが結局大事だったりします。
だから、
坐禅や瞑想をやっている「だけ」では人生は変わりません。
しかし、
新しい道や何か新しいことをしたり、
生み出したりする時は、
この自分の頭を俯瞰してみるというのは大事だったりします。
ごちゃごちゃした状態では、
今の現状や環境を客観的に観ることができないからですね。
木を見て森を見ず
ということです。
なのでその点において、
お寺での坐禅や瞑想は良かったりします。
日常で生きていて、
俯瞰してモノゴトをゆっくり見つめる時間というのは、
なんだかんだとれないですからね。
場所を変えて過ごすということが良かったりします。
ただ、
先程もいったように
坐禅や瞑想だけすれば何かが変わるといった、
誤解をしないように注意しましょう。
あくまで
現状を坐禅や瞑想は冷静に客観的に観るための
一つの方法だと思ってもらえれば良いと思います。
頭を空っぽにさせて、
どういう人生を歩んでいくかは、
ご自身の小さな選択しだいで変わっていくのです。