どうもおしょうです!
年末になると毎年、
一年間お世話になった香炉を一斉に掃除していたりします。
それ以外にもよく使うものは、
ちょくちょく掃除しているのですが、
まとめて掃除するのは年末ということですね。
で、
今回は僕がいつも掃除している、
香炉掃除のポイントをお話ししようと思います。
ポイントだけなので、
具体的にどうやっているかは、下記の動画をご覧ください。
で、動画では取り上げていない、
ポイントを紹介していきたいと思います!
香炉の灰掃除には2パターンある!
はい。
そんな感じで、最近お家の仏壇に
お邪魔した時に香炉を
掃除されている家があったりするんですが、
ちょっと惜しいなぁってことがよくあったりします。
(ちなみに、香炉を見るだけで、
どれぐらい信心深い人なのかはすぐわかります。)
それは、灰の押さえ方です。
どういうことか?
香炉と一概に言っても、
一般的に2パターン存在しているんですね。
一つは、線香を立てる香炉。
まー仏壇がある家は、一つはあると思います。
二つ目は、焼香用の香炉(焼香台)です。
これに関しては、あるお家とないお家にわかれたりしますね。
(田舎の方ではわりとあります。)
で、大まかに基本この2種類が、
あるかなぁーっと思います。
そしてこの2種類。
それぞれ灰の押さえ方が微妙に違ったりするんですね。
ここをね、よく一緒になって、
同じように掃除をされるんですが、
ちゃんとやるのであれば、それぞれ違うということです。
どう違うのか?
一つ目の線香を立てる香炉は、
線香を立てるので、灰はそこまで押さえず、
軽く表面がキレイになるように押さえていきます。
優しく押さえながら、
表面を整地していくといった感じですね。
で、これは軽く押さえずに、
ゴワゴワの灰の状態にしてしまうと、
線香が横に倒れたり、
立ちにくくなってしまうので、
軽くでいいから灰を押さえて整地するようにしましょう。
二つ目の焼香台は、
お焼香をする場所なので、線香は立てません。
炭を置くか、宗派によっては、
線香を横にして置いたりしますね。
なので、基本は「置く」ということをやります。
その上に焼香をパラパラかけると。
そういうこともあり、灰は固めに押さえます。
もうギュッと押さえてもらって問題ないです。
というのも炭や横にした線香が
灰に埋まってしまって、
火が消えてしまったら、意味がないからですね。
特に田舎は親族やら近所の人やら、
お参りに来る方が多いので、
その人たちが全員焼香をすると、
ただでさえ火のある部分が埋もれてしまいます。
みんな同じ場所に集中的に焼香するんでね。笑
だから灰に埋もれて火が消えないためにも、
焼香台を掃除した時は、灰をしっかり固めた方が良いということですね。
あと、もう一つ言うならば、
焼香台が深さのあるものだったら、
7割~8割ぐらい灰を入れることをオススメします。
というのも、
火は酸素があって、燃えるんですね。
酸素が無いと不完全燃焼になり燃えません。
つまり、深さのある焼香台なのに、
底の方に薄っすら灰を入れた焼香台だと、
空気が中まで入らず、途中で消えてしまう場合があります。
(これもわりと、あるある。)
だから、そこが深い香炉の場合は、
灰をとりあえず7割ぐらい入れるようにされることをオススメします。
炭や横にした線香に火がつきにくい場合は、
たいがい灰に埋もれてるか、
空気が入りにくい状態になっているということですね。
そんな感じで、
香炉掃除における
2種類の掃除のポイントについてお話ししてきました!
ぜひ参考にしてもらえればと思います。
お参りする際に、
香炉を掃除するって、
結構気持ちの良いものがあったりしますよ(^◇^)
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