どうもおしょうです!
先日はお彼岸で京都まで行っていました。
台風の影響もあって、
朝は天気が荒れていましたが、
午後からは晴れとなり、良い彼岸を迎えられたかなと思います。
ということで、
彼岸の法要の帰りに、
知り合いのお寺にお邪魔してきました。
場所は京都の山の方。
神護寺とか、高山寺がある方ですね。
市内とはうって変わって、
自然の山に囲まれた静かなお寺がありました。
まー山寺なので、道が激しく、
ヒヤヒヤした場面もありましたが・・・笑
で、ご覧のようにほんとひっそりと佇む、
無名なお寺です。
ただ、個人的にはこういう無名なお寺の方が、
面白かったりするんですね。
なぜなら、有名寺院のように、
観光地化されていないから。
観光地化されていないという事は、
お寺のそのままの形が、残っているということです。
観光客相手ではなく、
お寺の檀家さんとの関係で、
ほとんど成り立っているお寺という事ですね。
だからこそ、巡っていて面白いものがあります。
観光地寺院に無いような独特な文化が。
例えば、お寺の音を鳴らすもので、
馨(けい)というものがあるのですが、
それが音の鳴る石になっていたりね。
しかも叩く棒は、鹿の角だったりするわけです。
山寺っぽいですよね~。
これもまた大きなお寺ではない、
個人のお寺だからこそ、出来ることだと思います。
(大きなお寺はそういうのウルさかったりするので。笑)
そんな感じで、
これから紅葉の季節が始まりますが、
個人的には、名もなき無名のお寺に行かれるのもオススメです。
特に京都なんかは、
歴史がある分、魅力的なお寺が多いと思いますしね。
お寺巡りしてきたついでに、
少し時間があるから、
近くのお寺に行ってみよう!
と言うふうに行かれてみると良いと思います。
ほとんどの場合、
こじんまりしたお寺なので、
巡るのもそんなに時間がかからないのでね。
ちょっとした時間に巡るのには、
無名のお寺が良かったりします。
タイミングがあえば、
そこのお寺の人に話しかけても良いと思いますしね。
で、今回行った山のお寺には、
こんなものもありました。
じゃーん!
ということで、何かわかります?
これ何かというと、
西国三十三所の観音さんなんですね。
で、お寺に詳しい人なら、
もうピンときていると思います。
そう、三十三所の観音さんが
並んでいるのは、他のお寺でも
あったりするんですが、このお寺は石仏なんですね。
これは珍しい!
僕の知る中では、初めてだと思います。
石仏の三十三所の観音さんが。
なんか色鮮やかで、可愛らしくていいですよね。
細かい所まで色見をつけて、キレイに作られています。
で、この石仏は聞くところによると、
明治頃に作られたものだそうで、色は当時のまま!
お寺の隅で黒く汚れていたのを、
住職さんが落として、キレイにしたものなんだそうです。
ほぼ当時のままちゃんと残っていたんですね。
で、住職さんがお堂を作って、
バラバラだった仏さんを、
ここにちゃんと並べたそうな。
僕は聞いているだけで、
うわぁ~大変だなぁって思いましたよ。笑
一から並べて作るって大変ですからね。
でも、こうやって並べてみると、
見ごたえがあるし、キレイなので、
こういう事は面倒くさくても、
ちゃんとやることが大事なんだなぁと思いました。
ほんのちょっとの労力で、
仏さんが生き返ったりするんですね。
そんな事を学べるのも、
身近なこじんまりしたお寺だからこそだったりします。
住職の努力が、そのお寺に直に反映されているんでね。
ちょっとしたものでも、
学べることが多かったりしますよ。
ということで、
お彼岸の時期に知り合いのお寺に
行ってきたということで、
無名のお寺の良さというものをお話ししました。
これからのお寺巡りの参考にされてみて下さい。
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まだ数は少ないですが、日々増えていますので要チェック!
落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
お香を焚かれることをオススメです。
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ブログよりもお寺の教えについて話しています。
あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ!
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