京都の萬福寺のお香はどうなのか?三室戸寺のお香とも比べてみた結果

どうもおしょうです!

さて本日はお香のコーナー!

各地で売られているお香を買って、

実際に焚いてみた感想を紹介するというものですね。

 

個人的な感想の部分もあるので、

多少趣味嗜好が偏っているかもしれませんが、

お香を実際に作っているもの側からの

意見がきけるので、そこらへんのレビューよりかは参考になると思いますよ!

 

というか、お香自体のレビューって、

ちゃんとしたのがあんまりなかったりしますからね。

 

お香は焚いてからじゃないと、

香りがわからない分、

焚いた人の感想というのは参考になると思います。

 

焚く前のものを嗅ぐ人が多いですが、

あれ、意味ないですからね。笑

 

よほど人工的な香料が使われていない限り、

焚く前と焚いた後では、別物の香りがします。

 

そこらへんもお香を買う際に

注意してもらいながら、

今回のお香のレビューにいきたいなと思います。

 

で、今回もお寺のお香シリーズです!

お寺は京都にある萬福寺!

かれこれ、以前に2回程、他のお香も紹介してきました。

『過去紹介してきたお香レビュー』

 

その第3弾として今回もやっていきたいと思います!

(実は萬福寺のお香は、あと一種ある。笑)

 

お香やお寺巡りに興味がある方は、

ぜひ最後までご覧ください。

萬福寺の黄檗香のレビュー

ということで、黄檗香って読むのかな?

ちょっと字が草書すぎてわからないところも

あるのですが、

おそらく黄檗宗のお寺なんで、黄檗香だと思います。

(間違ってたらごめんなさい。笑)

 

黄檗香という名前なので、

おそらく黄檗宗をイメージして作られたお香だと思います。

 

他の宗派と比べて中国文化が多く

交わる宗派なので、箱の色合い的にも、

中国国旗にちなんで、赤なのかなぁと思います。

(開祖が中国の高僧)

 

そんなお香以外の部分でも、

このお香のことが知れるということですね。

 

で、

中には黄檗宗がどうやって出来たか?

という開山縁起の説明書が入っています。

 

これを読んでお香を聞いて(嗅ぐ)ねってことですね。

 

日本史好き、お寺の歴史好きの方に

とっては嬉しいメモ書きかもしれません。

 

地味にね、僕はお香の香り以前に、

この箱を開けた時に、どんなメモ書きが

あるのかが個人的に楽しみだったりします(^◇^)

 

こういう少しでも、

うんちくみたいなメモ書きがあると、

お香を焚くにしても嬉しいものがありますからね。

 

どんな内容が書かれているかは、実際に買ってみてご覧ください。

 

黄檗香を焚いてみた!

ということで、黄檗香を焚いてみることに!

お香も黄檗にちなんで、黄色の線香ですね。

これも、あえて黄色にしているんだと思います。

 

で、

肝心かなめの香りはというと・・・

 

んーバニラの香り!

 

そう、バニラの香りですね。

お香初めての人とか、渋いお香が苦手な人には、

わかりやすい香りなので、好きな人が多そうな香りです。

 

まーもう少し具体的に言うと、

桂皮(シナモン)のツンとくる辛さもありつつ、

バニラの甘い香りが後を追っかけてくるといった感じです。

 

ほんとお香を普段焚かれない方とかは、

こういう香りが好きだろうなといったところ。

 

多少鼻にツンっとくる感じで、好みがわかれるかもしれませんが・・・

 

で、

僕のレビューをいつもご覧になられている方は、

バニラの香りと聞いて、ピンッと来た方もいると思います。

 

そう!前回紹介した三室戸寺の

お香の香りと同じなんですね!

『三室戸寺のお香レビューしてみた』

 

で、製造元のお香屋さんも一緒なんですよ。笑

某京都の老舗お香屋さんです。

 

ということは・・・

もしかしたら同じなのかもしれません。

バニラの香りといえば、あのお香屋さん。

そんな図式が出来つつあります。笑

 

で、

ちょうど三室戸寺の

お香もあるということなので、比べてみました!

三室戸寺と萬福寺のお香を比べてみた

左が三室戸寺のお香。

右が萬福寺のお香。

見た目はほぼ一緒ですね。笑

 

でもまーこれはよくあること。

肝心の香りの違いはというと・・・

 

んーー個人的な感想ですが、

三室戸寺のお香の方が、

若干モヤッとした香りの印象で、

バニラの香り立ち的には、

萬福寺のお香の方が、するかなといった感じです。

 

三室戸寺がモワッとバニラと表現するなら、

萬福寺は軽やか広がるバニラといった感じでしょうか。

 

まーその違いに関しては、

おそらく萬福寺の方は桂皮が入っている影響で、

より香り立ちがしやすく、華やかな香りになっているのだと思います。

 

三室戸寺はドシっとそのままの香りというかね。

ただ、桂皮が入っていない分、

鼻にツンっとこないのは、三室戸寺の方なので、

甘く重い優しい香りが好きな人は、

三室戸寺の方がいいかもしれません。

 

萬福寺の方は、軽やかで広がりがあるので、

香りに広がりを持たせたい人なんかはいいかもしれませんね。

 

ただ、お互いバニラっぽい香りなので、

甘い香りには変わりはありませんが・・・笑

 

まー一応、同じものかと思いきや、

お寺によって微妙に香りが違うということですね。

 

疑ってごめんなさい!笑

 

でもまー両方買わないとわからない

ということで、貴重な結果を知ることができたと思います。

 

同じバニラの香りでも微妙に違うということですね。

興味がある方はぜひお試しください。

 

黄檗香のまとめ

ということで、途中余談な方向に

行ってしまいましたが、

萬福寺の黄檗香は桂皮が入ったバニラの香りということですね。

 

ほんと鼻にツンっとくるので、

苦手な人は苦手だと思います。

 

ただ香り自体はわかりやすい香りなので、

わりとお香初めての人でも

受け入れられそうな香りになっているということです。

 

まーおススメとしては、

・部屋中にバニラの香りを広げたい人

・軽やかなバニラの香りが好きな人

・癒されつつ軽快な気分になりたい人

・広い部屋や玄関の香りづけとして使いたい人

(軽い香りなので、広がりがあります。)

なんかが個人用途で使う日にはおススメかなといったところです。

 

あと、万人受けするということは、

お土産としてもいいかもしれませんね。

黄檗香と書かれているわけですから、

萬福寺に行ってきた記念として、

プレゼントされると、喜ばれるかもしれません。

 

香木系の香りが好きな人にあげる場合も、

ご当地グッズみたいな感じで、ネタとして喜んでもらえるかもしれませんしね。

 

ただ香木系の香りが好きな人が、

個人用途で買う場合は、オススメしませんよと。

 

あくまでもお香初めての人向きのお香なので。

厳格な仏事ごとにも向いていませんね。(お葬式とか)

 

そんな感じで、

萬福寺の黄檗香の値段は、

確か700円ぐらいだったかな?

 

まー普通に安いので、

興味がある方は萬福寺に行かれた際に、

記念として買われてみて下さい。

 

あ、これがおしょうさんが言ってたいやつかってね。

 

ちなみに萬福寺のお香は、

ネットでは買えませんので、お求めの方は直接現地に行ってご購入ください。

 

ということで、

萬福寺の黄檗香を焚いてみた感想でした!

これからのお香選びの参考にされてみて下さい。

 

それでは今回はこのへんで!

次回もどこかのお香をお届けしたいと思います。


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