どうもおしょうです!
んちゃ!!
ということで、
写真でもおわかりのとおり、
今回は珍しく男だらけのお寺体験を行いました!
もう、
暑い本堂に男たちがもっさもっさですよ。笑
汗臭い感じといったらこの上ないかもしれません。笑
ここは部活か!っと。
でもですね、
こういう男だらけというのは悪くなかったりします。
というのも同性ですし、
ある程度遠慮しなくていいというか、
体育会系的なノリがオッケーだったりするので、
気持ち的には楽だったりします。
暑いなら我慢しろ!的なね。笑
(そこまでキツクいっていませんが。。。笑)
暑いだからこそ、気持ちいい!
的な感じですね。
おそらく今回がお寺体験をやりはじめて
一番人数が多かったのでは?
っと思います。
個人的には自分のキャパというか、
どれぐらいの人数までいけるかな?というのが知れて、
勉強になりました。
写経をするとこんな感じ。
廊下にずらっと並んでしまいますね。笑
あんなに広い本堂が少し狭く感じてしまうほど。
でも、
お寺の体験をやっている感があるなぁーっと言った感じで、
これはこれで熱がこもって楽しかったりします。
ってな感じで、
今回はお勤め(いわゆる仏さんにお経を唱えること)
を全員で行いました。
で、
やはりお坊さんとしてはこういった、
普段見る側の人が少しだけでもやる側に立って体験してほしいな
っというのがあったりします。
っというのも、
知らないとお寺の法事や葬儀というのは、
「なにやってんだ?」とか、
「きどって唱えやがって」とか、
「ぼけーっと木魚叩いてんな」とか、
やる側に立ったことが無いゆえにバカにされたりするからですね。
これが個人的には悔しいわけです。
「やってみろ」っと言いたくなるぐらい。
でもまーそこでいがみ合っても仕方ないこと、
なので、少しでもお坊さんがやっていることを
理解してもらおうと、
そして、
バカにされて悲しむお坊さんが少なくなるようにと、
思って実際に体験をしてもらっています。
悔しいから。
やる側に立たないとわからないことって
ありますからね。
もちろんお坊さんはこんなすごいんだぞ!
っ的なおごり高ぶるような感じではやっていませんよ。笑
あくまでも、
やってもらって、知ってもらって、
その後は相手に任せるという感じです。
それで、
こんなもんか。
っと思われたら、それはそれで、
こちらの努力不足ですから、仕方ないことです。
ってな感じな思いもありつつ、
おしょうのお寺ではお勤めを
お坊さんと同じような感じでやってもらうということを
やっています。
これもまた伝統を繋いでいくための
重要なお仕事ですからね。
おそらく今回体験した人たちは、
少しですがこれからお坊さんが法事やお葬式を
する時の見方が変わることだと思います。
そういう変化から、
「なんかやってんなぁー」から、
「こういう風にやってんだなぁー」っと
興味に変わると思うんですね。
そんな感じで、
他人事から自分事へと、
興味の輪が広がれば、
もう少し世の中が生きやすくなるんじゃないかなと思います。
仏教の教えでいう所の、
慈悲の「悲」、相手の立場を想うこと。
につながってくるんだと思います。
もし「なにやってんだこの人は?」
というのが日常にあったら、
一度相手の立場を想うことをやってみても
いいかもしれませんね。
そこに理解が生まれると思うのです。