どうもおしょうです!
この前、とある法事で、
僕とは違うお坊さんと一般のお家の人が
お話ししているのを横で聞いていたんですね。
でまー
お坊さんがあれこれといろいろお寺の
ことについて話していたりするんですが、
そこで思ったことがあるわけです。
専門用語が多いなと。
お寺の専門用語が多すぎて、
多分今の「〇〇」ってところ伝わっていないだろうな
って。
お坊さんの世界では
当たり前の言葉ですが、
一般的には良くわからない言葉だったりします。
それでいて、
人がいい人だと、
「〇〇ってどういう意味ですか?」ってあまり聞かず、
「へぇ~そうなんですか」と話しを合わせちゃうんですね。
それでいて会話が終わると。
で、
後から「〇〇って意味わかりました?」
って僕がコソッと聞いてみると、
「いえ、全然わかりません。笑」と。
なので、だろうなぁ~。笑
っと。
これってお坊さんに限らず、
どこの世界でもあるあるだったりします。
その業界に染まりすぎて、
当たり前のように専門用語を乱立しちゃう的な。
それで、
相手が「どういう意味ですか?」っと聞いてくれる
人だったらいいですが、
聞いてくれない人だと、そのままで終わってしまいます。
で、
こうなると、同じ業界の人ならまだしも、
他の業界の人とのコミュニケーションが難しくなってきたりします。
「あの人よーわからん小難しいこといってるなー」
ってなっちゃうので。
なので、
僕自身も気をつけなければいけません。
で、
ここで簡単にお坊さんがよく使う
専門用語を紹介したいと思います。
これを知っておくと、
年上のお坊さんなんかの話しを聞いた時に、
なにを言っているのかなんとなくわかると思いますので、
「お寺の専門用語、前々からようわからへんわぁ~」
って方は見てみて下さいね(^^)
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まずは、
・檀家(だんか)
これはある特定のお寺に所属する人たちのことを
総称して檀家といったりします。
檀家さんと言われるのはこの人たちを言っているわけですね。
違う言い方ですと、門徒(もんと)とかも言ったりします。
まー今で言うと〇〇会員みたいなもんですね。
次に
・在家(ざいけ)
これも檀家と似ているのですが、
少し違うのがお寺以外の一般的な家庭のお家を
総称して在家といったりします。
在家というのは家が在ると書きますから、
出家の逆ですね。
なので、在家出身のお坊さんというのは、
一般的なお家からお坊さんになったという意味です。
・「お布施」
これはもうご存知ですね。
よく耳にするアレです。笑
・「礼拝(らいはい)」
これはたまに使われる言葉ですが、
読んで字のごとく、拝む行為のことですね。
五体投地(ごたいとうち)といって、両手、両足、頭を
地面につけて拝む行いです。
・導師(どうし)
これは法要やお葬式の時に、
中央でお経を唱えるお坊さんです。
法要を指揮する人ですね。
・役僧(やくそう)
役僧は先ほどの導師の周りで、
鳴り物などなんらかの役割を持ったお坊さんのことです。
これ以外の周りに座っているお坊さんの集団を
式衆(しきしゅう)といったりします。
・内陣(ないじん)
これは本堂のお坊さんが唱える敷居で囲まれた
場所を内陣といったりします。
逆に参列者が座るところを外陣(げじん)といったりします。
・本山(ほんざん)
これは総本山ともいったりしますが、
そのお寺の宗派のお家元みたいな感じです。
会社で言うと本社みたいな感じですね。
・お勤め
朝夕の本堂でのお経を唱えることをいいます。
もっと専門用語でいうと、勤行(ごんぎょう)ともいったりします。
・菩提寺(ぼだいじ)
その家のお墓があったり、檀家として
所属しているお寺のことを菩提寺といったりします。
「菩提寺はどちらですか?」
っと聞かれたらこのことを指しているんですね。
・塔婆(とうば)
お墓に刺さっている文字が書かれた、
木の板ですね。卒塔婆(そとば)ともいったりします。
ちなみに、石のお墓の前はこの塔婆が、
お墓の役割をしていました。お墓の原点みたいなものですね。
また、大きさや形によって、水塔婆や角塔婆と、
少しだけ名前が変わったりしますが、意味は同じです。
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っといった感じで、
今回はよく言われるであろうものを
選んで紹介してみましたーー。
相手の言っている言葉を知らないと
なにを言っているのか、わからないですからね。
これを機会にお寺用語を
知っていただければと思います。
ほんと今回紹介したお寺用語は
ちょくちょくでてくるので、
是非参考に!
他にもこれどういう意味?
っていうのがあればコメントをいただければなと思います。
それでは今日はこのへんで!
バイビー(^o^)丿