お寺の仏像を修復することにしました!その様子を少し紹介

どうもおしょうです!

先日はうちのお寺の薬師如来さんの

お性根抜きを行っていました。

 

というのも、ここから1年間ほど、

薬師如来さんは修復のため、お寺から出ていかれます。

 

そんな時間かかるものなのか?

と思われるかもしれませんが、

仏像を修復する業者は、

そんなに数がありませんので、

至る所から依頼を受けているそうなんです。

(特に優秀な業者は引っ張りだこですからね。)

 

で、修復をお願いするまで知らなかったのですが、

仏像など美術品を専門に運ぶ業者があるみたいなんですね。

 

専門の運び屋の人が専門のトラックで来ると。

 

こんなんがあるのか!

とちょっと驚きでした。笑

 

聞くところによると、

ルノアールやレンブラントなど、

他の美術展のものも運ぶ業者らしいのです。

 

そんな過去の名作が積まれていたであろう、

トラックにうちの薬師如来さんが乗るというのは、

なんとなく有難いものがあったりします。

 

で、今でこそ専門の業者さんがいますが、

一昔前はそんな人がいなかったわけで、

普通の素人の人たちが修復屋さんの所まで運んで行っていたわけです。

 

今回もそういう選択肢はありました。

 

ただ、仏像を運ぶわけですから、

万が一の事があったらしゃれになりません。

平安時代の頃からの仏像を壊すことになります。

特に手当たりは怖いですよね。(◎_◎;)笑

 

なので、

昔の人はどうやって運んだんだろうなぁ?

と思ってしまうわけです。

それこそ何日がかりで、少しづつ運んでいったんだろうなと。

 

こんな事を仏像を修復してもらうまで、考えもしませんでした。

 

実際にやってみないと、知らない事ってあるんですね。

 

やってみないと気づかない事は多々あります。

 

だからこそ、頭でっかちにわかったように

するのではなくて、やってみることが、

大事なんだなと言うのを知りました。

 

そしてやってみる事によって、

自分の世界が広がっていっているんだなと。

 

行動によって世界が広がり、作られているんだなと。

 

だから行動が少ない、行動の幅が狭い人は、

見ている世界も狭いのかもしれません。

 

僕が生れてから、お寺の仏像の修復は

初めてでしたが、こうやって何百年もの間、

修復されて後世に繋がれているんだなぁというのが、わかりました。

 

一つの思いで歴史を跨いで繋がれている

仏像って素敵ですね。

これが日本には沢山わるわけですから。

 

仏像というのは不思議なものです。

平安貴族も何百年後も残っているなんて、

思いもしなかったでしょうね。

 

これからも、今を生きていく人の為に、

僕は仏像を残し続けたいと思います。

 

1年後に生まれ変わった仏像を楽しみに、

待っている事にしたいと思います。

御開帳もその時に。お楽しみに!


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