精進デザート!今回も前置き長いですがイチゴわらび餅のレシピです

どうもおしょうです!

いや~おまっとさんでございます!

っといった感じで、

以前のお寺体験でお出しした、

イチゴのわらび餅の作り方を

紹介しようと思います!

いやはや、

結構今回のイチゴのわらび餅の

人気があったみたいで、早く紹介したかったんですが、

他に紹介していないのが貯まるはわ、貯まるわ、

の状態だったので、

だいぶ遅くなってしまいましたー笑

 

まーまだ、

4月の初めですし、

イチゴやわらび餅を作るのに旬な時期だと思います。

 

それでは今日のレシピと行く前に、

わらび餅のうんちくをいっておきますと、

わらび餅とは前回紹介した桜餅と同じで、

元は保存食だったんですね。

なので、

昔の人は凶作の時期にわらび餅を食べて

飢えをしのいでいたといわれます。

で、

こういう話を聞くと「へぇ~そうなんかいな」っと

どこか他人事のように思われがちですが、

よくよく考えると僕たちの今の生活に関係があったりします。

それは単純に、

ご先祖の命のバトンを受け継いで今があるということですね。

で、

この命のバトンというのは、

文章に書くとさらっとしていますが、

おそらく実際はもっとドロドロしていて、地味で、

リアルで、人間臭いなかでつないできたものだと思います。

 

時には子供の食べるご飯がないから、

先が短い年寄りは山に捨てられるとかね。

 

まーこれは一部のところでの話しなので、

全部がそうだったということではないですが、

そういう姥捨て山みたいなものって実際あったと思います。

聞いたら、ショッキングなことですが、

現実というのはそういうものだと思います。

 

これはひとえに、

次の世代に命を繋げるために、

やられているということです。

 

それぐらい次の世代というのは、

町にとって希望でした。

だから、子供祭りや子孫繁栄みたいなものが、

今でもあり続けるわけですね。

 

どんなに惨めだろうが、

どんなに貧しい状況だろうが、

次の世代の繁栄を祈り生きるということです。

 

そんな命のバトンのいったんを担ったであろう、

食べ物がわらび餅ということです。

 

もし、

自分の家族のルーツをよく知らないわっという方がいたら、

一度過去帳なんかを見ながら話を聞いたり、

行ってみたりしてみるといいかもしれませんね。

そこに書かれている一人、一人が僕たちと同じように生きていたわけですから。

 

ということで、

ちょっと重めの話しになってしまいましたが、

春を彩るわらび餅というのには、

そういう歴史があったということですね。

 

もちろん、

そんな構えて、ありがたがって食べる必要はないですよ。笑

 

ただ、

わらび餅というのはそういう日本人にとって、

誇らしい日本の食べ物だということです。

 

まー命のバトンの話しは、

結局、親が勝手に気持ちいいことして生まれた、

という側面のとらえかたもできるので。笑

生物的にみたらたいしたことでもなかったりします。

 

ということで、

長々話してしまいましたが、

さっそくイチゴのわらび餅のレシピにいきたいと思います!

 

それでは、4649!!(古い。笑)

 


 

『イチゴのわらび餅』

 

材料:イチゴ1/2パック、わらび粉大さじ2、抹茶粉少々

調味料:砂糖、塩、酒、水

 

1、イチゴのヘタをとって、砂糖1/2カップ、塩少々、酒少々を鍋に入れて、

弱火で火が通るまで煮込んでいきます。

IMG_5014-001

2.鍋にわらび粉と砂糖小さじ2、塩少々、水100mlを加えて、

全体がむらなく混ざるように、よく混ぜていきます。

その後、火をつけ中火にし、よく練っていきます。

練って固まって粘りが強くなってきたら、先ほどの煮たイチゴを加えて、

むらなく混ぜていきます。

IMG_5015-001

3.次に水で軽く濡らした流し缶の上に、先ほどの練ったものを流しいれて、

粗熱がとれたらラップをぴったりかけて、冷水で冷ましていきます。

(写真は固まった後、スプーンですくっている写真です。)

IMG_5018-001

4.最後、スプーンですくって器に盛りつけて、上に抹茶粉をふるいかけて、

「おいしくな~れ」のオマジナイを可愛くかければ完成です。

(オマジナイいに関しては、各々の自由です。笑)

DSC01050-002

た~んと召し上がれ!!

 


 

ということで、

イチゴのわらび餅のご紹介でしたー!!

砂糖を入れているので、甘いですが、

そこらへんは各々調整して頂ければと思います。

モッチモチの中にイチゴの果実が入っていて、

抹茶の渋みと相まっておいしいですよ~(^O^)

 

意外とツルンッっとして、さっぱりしていておいしいですし。

 

色味も今の時期にピッタリの華やかな感じで、

いいですからね。

どうぞお試しあれ~

 

ちなみに、

今回の精進デザートもいつも勝手にお世話になっている、

棚橋俊夫先生の著書、「精進SHOJIN―野菜は天才」から参考に

させていただきました。精進料理レシピ本なら、この本おススメですね!

ただ若干、玄人向けですが、のっている料理に関しては、

美味しいものばかりで発想が面白いので、おススメです。

興味があればどうぞ一度ご覧くださ~い。

 

それでは今日はこのへんで!

アディオス!!