年末にむけて香炉の掃除でございまっす!地味に好きな作業

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どうもおしょうです!

今日はちょっくら年始年末に向けて、

少しずつやっていこうと香炉の灰掃除を

やっていました。

あんまり普通のお家では見かけない

光景ですよね。

仏壇の香炉の掃除でも、

そんなしょっちゅう使うわけでもないので、

掃除しない人がほとんどじゃないかなと思います。

ただ、

お寺では灰の入った香炉が何個もあるので、

こうやって定期的に掃除をしているんですね。

使う頻度もほぼ毎日ですし。

 

たまに掃除しないと線香の燃えカス

などが残って、次の線香が刺さりにくくなってしまったりします。

見た目的にも美しくないですからね。

 

なので、ここまでしっかり掃除するのは、

年に数回ですが、軽く灰をならしたり掃除するのは、

法事やお寺体験などお寺に人が来られるときに、

軽くやっていたりします。

 

ちなみに、この作業地味に好きだったりします。笑

耳かきみたいでいいですよね~。↓笑

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で、掃除といえば、

この前のお寺体験でも話しになったのですが、

「あなたにとっての掃除ってなに?」

っていうお題をだしたんですね。

 

で、いろいろな回答がでたのですが、

僕自身の掃除の捉え方は、

「誰か他の人との関係性が見えるから掃除をする」という考えを

していたりします。

例えば他人が家にくるから、

綺麗にするといった感じですね。

で、

これには理由があって、

・嫌われたくないから

・清潔感があって好かれたいから

・その人といい人間関係を気づきたいから

・不快な思いをさせたくないから

・この場所の雰囲気を好きになってもらいたいから

・良い時間を共有したいから

などがあります。

まー主に好かれたいからですね。

で、

これは良い悪いはおいといて、

僕自身が掃除をする時の行動原理はこういうことだったりします。

なので、

自分以外の他人が入らない場所は、

結構いい加減で汚かったりするんですね。笑

 

でも、

こういう人って案外多いんじゃないかなと思います。

で、

別に家じゃなくても、お店や公園なんかでも、

人の流れが多い場所って、案外綺麗なところが、

多かったりすると思うんです。

逆に人の出入りが少ないところって、

少し不気味で薄汚れていたりしていることが多いと思うんですね。

 

要は、

誰かがくるから掃除をするし、

誰もこないから掃除が適当になるということです。

 

掃除好きならまだしも、

誰もこないところをせっせと一人で掃除をする人って、

まーいないと思うんです。笑

やったとしてもおそらく途中で心が折れる。

 

で、

昔、風のうわさでこんなことを聞いたことがあります。

人が住まなくなった家は老朽化が進むと。

これは本当かどうかはわかりませんが、

おしょうもお坊さんをやっていることもあり、

ありがたいことに何軒もお家に上がらせてもらうことが多いんですね。

で、

何軒もあがっているとなんとなくわかってくるのが、

人の出入りが少ないお家です。

人の出入りが少なそうなお家は、

他の家と比べて、家の中の老朽化が進んでいるんですね。

それは単純に古いというよりも、

物が散乱していたり、少しホコリがかぶっていたりしている

といった感じです。

あからさまではないですが、

ちょっとしたところに他と比べて気がいっていないなといった感じです。

 

なので、そういうのを見ていると、

人が住まなくなると家の老朽化が進むというのは、

案外間違いじゃないんだなぁと思います。

 

仏教では「縁」という言葉を良く使いますが、

これはあらゆるこの世に存在するものが関係性の中で存在している、

という考えです。

つまり、一つとして孤立単体として、

存在するものはないという考えですね。

 

自分は親から生まれたし、

今、着ている服は誰かが作ったから着ているし、

こうやって文字が読めるのも、

誰かが教えてくれたから文字が読めていたりします。

 

どれ一つとっても、

いきなり存在しているものはないということですね。

 

なので、

「掃除をする」という行為にも、

なにかしらの関係性があって掃除をしていたりするんですね。

その関係性は人それぞれですが。

 

で、もともと掃除が好きな人というのは、

昔から人よりも掃除をする環境が当たり前のように

あったか、

なんらかの汚い場所で病気やトラウマを受けて、

それでいて「綺麗好きな人」という存在になっていたりします。

 

で、

掃除が苦手な人でも、

掃除ができるようになるために理由があると思うんですね。

 

それは頑張って掃除のレベルを上げるというのも

あるのですが、

おしょうの場合は、先ほどもいったように、

自分や家族などの身内以外で、

人がくる状況、または関係性を感じれる状況を理由にやっていたりします。

嫌われたくないから、

好かれたいから、繋がりたいからという気持ちを利用しているということですね。

 

動機は不純のように見えますが、

それもまた一つの「掃除をする」理由だと思うのです。

 

僕自身の場合、

誰ともつながりを感じない所を掃除すると

心が折れちゃうんですね。

イメージ的には、人里離れた雑木林で草むしりをしよう!

と思わないのと似たような感じです。

 

ということで、

長々と話しをしましたが、

要は掃除が苦手だなぁっと思われる方は、

「自分が掃除をするときってどういう時だっけな?」

って問いをたててみては?

というお話しでした。

人それぞれ「掃除をする」という行いの理由は、

違いますからね。

 

その理由がわかれば自分なりの掃除の

仕方が見えてくるかもしれません。

 

おしょうの掃除の仕方は、

誰かと関係性をもてることが見えたら、

掃除をするということでした。

 

これがわかれば、

無駄に掃除ができない自分を責めることが

なくなりますので。

今、自分が掃除をしない理由はこういうことなんだと、

理解することができると思います。

良い悪いはおいといて。

 

あと、おしょうの方法は意外と使えると思うので、

掃除をしなきゃなぁ~って思っている人は、

一度友達を家に誘ってみると良いかもしれませんね。

嫌でも掃除をすると思うので。笑

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追伸:

ちなみに今日掃除した香炉は、

こんな感じになりました~(^^)

最初と比べるとだいぶ綺麗になったでしょ?

このビフォーアフターを見ると気持ちいいんですよねぇ。

ついでに、焼香台も掃除したので、のせておきます。

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えぇですわぁ~。