今の時代の流れとは真逆のお寺のお葬式から学ぶものとは?

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どうもおしょうです!

先週末は寒かったのに、

今日はほんと小春日和か!っとツッコミたくなる

ぐらい暖かい日になっていますね。

こういう日は洗濯物を干すのが気持ちよかったりします。

 

で、

そんな小春日和な今日このごろ、

先日、お寺のお葬式(親戚)がありまして、

それにいってまいりました。

ので、

結構バタバタした日が続いたんですが、

お寺のお葬式って行かれたことありますか?

 

おそらく地域の絡がある方や、

その家の世帯主の方なんかは、

一度はいかれたことあるんじゃないかなと思います。

 

でもまー

世間一般的には、お寺のお葬式にいったこと

ある人って少ないと思いますが。

 

で、

お寺のお葬式はどんなのかといいますと、

一般的なホールでやるお葬式とは違い、

旧式のいわゆるお家でやるお葬式に近い、

昔ながらのお葬式だったりします。

ので、

ホールを使わないので、

自分たちでいろいろと準備や打ち合わせを

各所しなければいけないので大変だったりします。

 

お寺ということもあり、

関わる人も多いですからね。

 

なので、

葬儀となるとバタバタと忙しいのですが、

ある意味賑やかだったりします。

 

葬儀や通夜の法要の時も、

通常だったら、お坊さん一人といったイメージがありますが、

お寺の場合は、10人~20人ぐらいお坊さんが来て、

全員でお経を唱えたりします。

 

それは、

ネガティブな面で見るとお布施が高くつくので、

アレですが。笑

良い面で見ると、

人数が多いことによりお経の荘厳さと一体感が

増して感じれたりします。

単純に「お~スゴイな!」っと。

 

そういう風に、

一般的なものとは真逆で、

ある意味手間がかかってシンドイものですが、

これもまた良さがあり学べるものがあったりします。

 

例えば、

お通夜や葬儀を身内やお寺の檀家さんで、

取り仕切るわけなんですが、

普段なかなか合わない遠い親戚の方や、

見ず知らずの檀家さんと同じ時間を過ごすことによって、

新しい出会いや久しぶりに会う親戚との関係も、

より深くしることができます。

普段だったら遠い親戚なんて腰をおろして、

小一時間話すってことあまりないですからね。

あったとしても、軽い挨拶ぐらいですし。

 

ので、

そういった意味でも、

自分たちの周りはどういった人に支えられているのか

というのを知ることができたいりします。

なんとなくよく見るおばちゃんとかも、

よくよく話せば面白いことをやっている人だった的なね。

 

葬儀は祭事ごとだと、

言われる理由もこういうお寺のお葬式を見れば

なんとなくその意味がわかったりします。

 

ちなみに、

写真は葬儀の時の写真ではなく、

その後の初七日をする前の写真です。

ので、

祭壇とかお花とか撤収されていて、

お葬式はどんなんだったのか?というのが

伝わりずらいですが、

なんとなくの雰囲気を知ってもらえればと思います。

 

今でも、

棺を担いで霊柩車まで、

数十メートルのお練がありますからね。

お寺のお葬式とは人の死に対するいろいろな関わりを

教えてもらえるものだったりします。

 

こうやって、

一人の死に大勢の方が、

関わっているというのを見ると、

人というのはいろんな人に支えられてつながっているんだなぁっと

いうのがわかります。

 

まーセレモニーホールじゃないぶん、多少葬儀に時間をとられてしまうので、

こういう葬儀のあり方が大変で面倒くさく思われる方の気持ちのもわかりますが、

選択肢としてこういう葬儀のあり方もあってもいいんじゃないかと思っています。

 

もちろん、

もっと形を変えた新しい葬儀の仕方も

あっても良いと思いますすね。

それはそれで選択肢が増える自由がありますから。

 

葬儀は形式が大事なのではなく、

形式の中にあるライブ的なものが大切だと思いますので。