お寺の本堂はなぜ金ピカ!?
お寺の本堂って、
豪華絢爛なイメージがありますよね。
金ピカで装飾が凄いみたいな。
坊さん金持ってんなーってことも思ったりして・・・笑
いや、実際は富裕層みたいな金を見せびらかす為に、
あんな豪華ではないんですよね。
あれで金持ちアピールしてたらかなり悪趣味ですし。
もしかしたら逆に振り切っているから、
気持いいかもしれませんが。笑
実際はそうではなかったりします。
こういう金ピカの本堂って、
阿弥陀如来を本尊にしているお寺に多いのですが、
(10円玉で有名な平等院鳳凰堂とか)
あの金ピカは絶えることのない光を表しています。
言い換えるなら「希望」ってところだと思います。
どんな時も、
いつの時代も、
光輝く存在だということですね。
なので、
劣化しにくく耐久性の高い金で装飾されています。
金閣寺なんかは、
漆を塗った後に金箔を貼り付けているそうで、
熱や湿気に強いといわれています。
ということで、
お寺の本堂がなぜ金ピカかというと、
坊さんが、
金を持っていることを誇示するのではなくて、
一切衆生(生きとし生ける物)に光を与え続ける、
っていう意味が込められていたりするんです。
あ、そうそう、
昔の仏壇なんかは金の装飾がすごいですよね。