お経を歌にした奈良時代の人が聞いていた声明とはなんぞや?

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どうもおしょうです!

この写真なんだかわかります?

 

仏教を少し知っている方は、

ご存知のかもしれませんね。。

 

これは声明(しょうみょう)といって、

いわゆる仏教の歌です。

 

なので、

中身はお経。

 

ただ、

メロディが普通のお経とは違い、

音程があったりリズムがあったりするんですね。

 

この声明は、

今のJ-popの原点とも言われていて、

今でこそ聞くと古臭い感じがしますが、

当時では流行りの音楽だったわけです。

 

なので、

よく式典や祝い事なんかに、

お坊さんがよく歌っていたそうです。

 

似たようなので言うと、

琵琶法師もそうですね。

 

ベンベン鳴らして、

歌うみたいな。

 

違う分野だと、

歌舞伎もそう。

 

今でいうところの俳優なわけです。

 

そんな感じで、

お寺にも古典音楽みたいな、

声明があったりするわけですね。

 

で、

今、この声明をどこにいったら聞けるのか?

というと、

法事やお葬式、行事イベントです。

 

法事やお葬式の場合は、

お坊さんが一人で歌うことが多いのですが、

行事イベントだと複数のお坊さんが一斉に歌ったりします。

 

それは思っている以上に荘厳で、

本堂の中にお坊さんの低い声が響き渡るんですね。

 

なので、

声明を聞いてみたいと思われる方は、

是非お寺の行事イベントやコンサートに一度足を運ばれるといいかもしれません。

 

お経って、

一人で唱えていると地味でちょっとショボかったりするんですよね。

 

でも、

複数お坊さんが集まると、

なぜか豪華になって迫力がますんですよね。

 

ちなみに

声明といえども一応お経なので、

基本曲調が地味です。

 

なので、

声明を聞かれるベスト時間は、

おそらく15分~20分ぐらいが、

ちょうど良いのかなと思います。

 

興味がある方は、

本堂の中とは臨場感が全然違いますが、

youtubeでアップされている声明を

試しに聞かれてみると良いかもしれませんね。

 

2 件のコメント

  • ”好き”と言うと語弊があるかも知れませんが、私は”声明”を聞く(?)のが大好きで、高野山の僧侶が東京で公演されたときはお金を払っても行きました。父母のいる菩提寺(曹洞宗)の集いのときも声明があるというので参列させてもらいました。ただ、お恥ずかしい次第ですが、声明もグレゴリアン聖歌も信仰としてではなく、宗教音楽として拝聴している次第です。

    • そうなんですね。高野山の声明は有名ですもんね。
      個人的には、興味があって聞いている。それでいいと思います。
      信仰は、後々の結果だと思いますので。

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