どうもおしょうです!
お墓参りする時に、おリンを
持って行くと良いですよ!
っと最近言っていたりします。
その理由としては、
おリンがあるかないかで、
全然気持ちの入り方が違うからですね。
これはもう、
実際に体験してもらわないとわからなかったりします。
リーンっとなって拝むのと。
何もせずに、ただ合掌して終わるのと、どっちがいいのか?
以前どこかでも話しましたが、
お寺ではお経の終わりや始めなど、
大鐘やリンを鳴らしたりします。
それは宗派問わず。
僕の知っている範囲では、
何も鳴らさない宗派は無かったです。
つまりそれは、
逆にお経にはリンなど鳴り物が
重要なものだというのがわかります。
なぜ鳴らすのか?というと。
おそらく場の切り替わりを
表しているのだと思います。
人は五感で場の雰囲気を感じます。
五感の感じ方が変われば、
「あ、雰囲気が変わったな」と感じるわけですね。
その中でも、音というのは、
結構大きな割合をしめているのかなと思います。
例えば、お店に入ったときに、
なんの曲が流れているかによって、
そのお店に対するイメージが変わると思うのです。
J-POPのイントロ曲だったら、
ファミレスっぽいとか。笑
オルゴールの曲が流れていたら、
落ち着いた感じのお店なんだろうなとか。
音を感じて、場の雰囲気を感じていたりします。
それはお経も同じで、
音が鳴るから、
「始まったな」と思ったり、
「ここで合掌かな」と思ったりするんですね。
場所は変わっていないけど、
どこか空気が変わったなと感じるわけです。
これが、大鐘やおリンが鳴らなかったら、
いつ始まったのか?いつ終わったのか?
というのがわかりにくかったりします。
気づいたら、なんか始まってたなぁぐらいで。
なんか締まりが悪いグダグダな感じになります。
それは一つに通常の延長線上のまま行って、
しまっているからですね。
だから、切り替えとしておリンなどの合図がいると。
おリンを鳴らすことによって、
場が引き締まり、空気が変わるわけです。
そして空気が変われば、自分たちの心も変わります。
何もなしになんとなく拝んでいたら、
恥ずかしさがあったりしますが、
おリンを鳴らすことによって、
その恥ずかしさも、おリンの音と共に消えていきます。
そして、ただおリンの音が鳴り響くと。
こうやってお参りしている
自分たちの雑念を払って、
拝むことによって、気持ちいいお参りができるわけですね。
当たり前のようにお坊さんが
おリンや鐘を鳴らしていますが、
実はお参りする上で重要な役割を担っているということですね。
嘘か本当か疑う方は、
ぜひお墓参りの時におリンを持って、
お参りしてみてください。
その違いがきっとわかるはずですから。
お墓参りにおリン。
オススメですよ!
音と共に心を込めて、合掌しましょう。
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