なぜ頂き物を仏さんにわざわざ供えるのか?不思議でスバラシイ日本人の風習

どうもおしょうです!

寒いっすね!

どうやら来週も雪がちらつくみたいで、

せっかく雪かきしたのに~またか~。

っといった状態です。笑

 

新雪の雪かきは余裕なんですが、

一日経ってからの雪かきは、雪が地味に凍って、

なかなか雪かきが大変だったりするんですよね。(;^ω^)

 

雪国の人はこの感覚わかると思います。

 

で、そんな今日は、

以前お寺体験に来られた方が、来られました。

別の用事の帰り道で、近くに来たということで、

お土産を持ってお寺に寄られたとのこと。

 

ほんの数分でしたが、

元気そうな顔を拝見することができて、

良かったなぁーっと思います(^^)

 

こうやって、数分でもいいから、

お寺にまた立ち寄ってもらえるというのは嬉しいものです。

しかも、お土産までもらえるなんて、ありがたや~。

 

僕のお寺は片田舎にあるものですから、

なかなかここまで来るのに一苦労なのですが、

近くに来られた際は、気軽に立ち寄っていただければなぁと思います。

 

もちろんお寺目的で来るというのもありですよ!笑

 

でも、これはなにも僕自身がお寺体験をやっているから、

偉いわけではありません。

(ちょっとは思われたいというのもありますが・・・笑)

 

この今の状況があるのも、

お寺というものがあってこそだと思っています。

僕自身はなにも凄くないと。

 

お寺があって縁がつながっている。

そう思うからこそ、

今回のように頂いたものは仏さんにまずは、

供えているわけなんですね。

 

ありがとうございますと。

 

それで、供えてお経を唱えたら、

後は家族でいただくという形にしています。

 

昔は日本でもこういう文化があって、

頂いたものはまずご先祖さんに供えるという風習がありました。

 

今は仏壇が無いお家もあったり、

ご先祖さんに供えるというものがめんどくさくなって、

なくなりつつあります。

 

もしかしたら、古いお家などはおじいちゃんおばあちゃんが、

今でもやっているところもあるかもしれませんね。

 

まーそもそもお寺と一般家庭ですから、

来るお客さんや考え方が違うのかもしれませんが、

法事などをやれば、来られた親類の方はお供物を

仏壇の近くに置かれると思います。

 

決して、家族が頂いてそのままというのはありません。

必ずまずは仏壇の前に供えると。

 

あれもまたご先祖さんに供えて、

ご縁に感謝するといった風習の名残りなんですね。

 

こういう風習は今ではなんとなく流れ作業のように行われていますが、

僕自身、この風習は自分の今の置かれた環境に

奢ることなく、感謝できるいい機械だなっと思っていたりします。

 

ただまー誰もなぜ法事に行ったら、

お供物を仏壇の前に置くのかなんて、疑問に思っていませんから、

そういう意味事態が無くなっているのだと思います。

 

よくよく考えたら、なんでわざわざ仏壇の前に

持ってきたものを置くのかなぞですからね?笑

どうせ家族のところにいくわけですし。笑

わざわざ仏壇にワンクッション置く必要がないわけです。

合理的にみて。

 

でも、仏壇の前に置くという行いがある。

やはりそこには何かしらの意味があるということです。

 

その意味こそ、行いよりも、

重要なことだったりするんですね。

 

頂いたものをなぜ仏壇の前に供えるのか?

それはご先祖さんを通じて、

今のご縁があるということに感謝するということですね。

 

そこから全ては始まっていますし、

そこがなければ、自分と誰かとのつながりもないということです。

 

どこの誰だかわからない。

名前も住所もわからない謎の人と、

誰もつながろうとしませんからね。笑

 

そういうことです。

 

実はなにげないものでも、

過去の先人からいただいているんですね。

 

 

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