どうもおしょうです!
お寺の仕事として過去帳を書くというのがあります。
お寺の過去帳もそうなのですが、
各家の仏壇にある過去帳も
お寺の人が書いていたりするんですね。
まー最近ではお寺との関係性が
薄れつつあるので、
町中とかはどうなっているのかわかりませんが。笑
ただ昔からの行いとして、
お家の過去帳をお寺さんが記載するというのがあったりします。
亡くなられたら、
過去帳に書き、
その家族の記録として残しておく。
そして故人の命日や年齢、
俗名を書くことによって、
後々の代まで、どういった人がいたのか?
というのが伝わったりします。
その家の家系の記録が残っているとしたら、
おそらく過去帳が一番家の記録が
残っているものだと思っていいと思います。
自分の家の記録なんんて、
わざわざしようと思いませんからね。
ただ、記録を残さなければ、
家族単位のことなんて、
時代が進むにつれて忘れさられてしまいます。
うちの家系はどんなのだったのか?
と思っても後の祭り。
どこにも記録が無いということもあったりします。
なので、過去帳があるという事は、
それだけその家にとって大事なモノだったりするんですね。
もうそれしかないと言ってもいいぐらい。
だから個人的には大事な行いだと思っています。
もし実家の仏壇に過去帳がある方は、
見てみるといいと思います。
いつ誰が亡くなったかというのを
記載されていますので。
で、
その日付の日に戒名を記載することもあり、
最近亡くなった方でも命日が一目でわかるようになっています。
うちの家、この日に2人も亡くなっているんだ。
て思うこともしばしば。
そういうのも過去に流されてしまえば、
もう知る事もできないことなので、大事なことです。
自分が何者なのか?
どういう歴史で今の自分がいるのか?
それを知る一つとして過去帳に記されているんですね。
なので、丁寧に書かれているお家は、
お坊さんが書いた過去帳にプラスして、
出生地や生前の仕事なんかも書かれていたりします。
そう考えると、過去帳には
その家の歴史的ロマンが詰まっているのかもしれません。
で、今の僕もまた誰かが亡くなれば
過去帳に書き次に繋げています。
過去帳はお坊さんに頼めば、
そこのお寺の檀家さんであれば、
いつでも書いてくれたりします。
お家に過去帳が無い、
(仏さんがいて)
無くしてしまった!
という場合もお寺の過去帳にバックアップが
残されていますので、そういった場合でも
頼めば書いてくれたりします。
(もちろん個人情報の関係上、その家の人限定ですが。)
その家の歴史を刻み、
後世に残していくためにも、
ぜひ過去帳に記録してもらえればと思います。
何度も言いますが、
過去は戻ってきませんので。
自分の家を知るうえでも、
過去帳に記載されることをオススメします。
御朱印ではないですが、
坊主が丁寧に預かり書かせていただきますので。
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