どうもおしょうです!
ということで今回は角塔婆というものを紹介したいと思います。
おす!
で、角塔婆について今までこのブログでも紹介してないと思います。
というのも、角塔婆自体がそこまで頻繁に頼まれることが無いんですね。
年に1回あるかないか。
そんな感じです。
だからあまり紹介できなかったんですが、
実はお寺にはこの角塔婆というものがあったりします。
そして、これを書くのもお坊さんの仕事なんですね。
で、角塔婆とは何なのか?
というのを先に言っておくと、動画でも言ってるのですが、卒塔婆の太いバージョンです。
卒塔婆が一本の木から薄く切って作るのに対し、
角塔婆はその名のごとく、一本の木を柱のように切って作られているものです。
なぜそんな太いものを作るのか?
その理由は動画で語ってるので観ていただくとして。w
角塔婆と言うのはいろんな用途があるのですが、
一般的に使われていたのが、お墓です。
今や石のお墓が主流ですが、
それ以前から使用されていたのが角塔婆のお墓というものです。
石のお墓というのが一般的になったのは、ずっと最近のこと。
というのも昔(昭和の終わり頃まで)は、土葬が主流だったわけです。
土葬が主流ということは、必然的に石のお墓は使われてきませんでした。
その理由はいろいろあるのですが、わかりやすく言うと、
今の石のお墓に人がそのまま入らないですよね?ということです。
今はちゃんと火葬して、骨をお墓にいれます。
しかも骨も全部ではなく、一部を入れることが多いと思います。
なので、現代のお墓というのはそういう仕様になっていることが多いんですね。
(特注を除いて)
そしてもう一つ言っておくと、昔はというか、
今でも地方ではあるのですが、三昧(さんまい)という墓地があったりします。
その三昧という墓地は現代の整備された墓地とは違い、
有象無象にお墓が並んでるというものがあります。
まー詳しい三昧の様子などは調べてもらったらいいのですが、
この三昧こそが現代以前のお墓の状態だったりします。
空いている所に土を掘って、死者を埋葬するみたいなね。
至って原始的なやり方です。
そんな埋葬地が三昧というもので、そこに今回紹介する
角塔婆も繋がってくるんですね。
お墓は石だけだ!と思ってたらそれは違います。
それは思い込みで、実は木だってあるんですね。
そんな感じで、角塔婆とは一体なんなのか?
そして和尚が角塔婆を書く様子をお届けします。
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あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ!