どうもおしょうです!
お寺の体験で、
「お坊さんのお経は、性格がでる」と
たまに言ったりしているんですが、
同じお坊さんならこの意味わかると思うんです。
人によってリズムや唱え方、音程が違ったりするんですね。
だから普段からハキハキしている人は、
ハキハキとお経も唱えるし、
(ハッキリと唱えたいという気持ちがでる。)
丁寧な言葉使いをする人は、
丁寧な感じでお経を唱えたりします。
あとは、人の話しを聞かず、
ちょっと人とズレている人は、
やはりお経もズレていたりします。笑
(おそらく自我が強いため。)
そんな感じで、お経の唱え方は
その人の性格が出ていたりするんですね。
一般的な歌手もそうだと思います。
パワフルな感じの人はパワフルな感じで歌うし、
しっとりした人は、しっとりしたものを歌うし、
ダンディーな感じの人はダンディーな感じで歌ったりすると思います。
まープロの歌手はプロデュースの側面もあるので、
そういう風に演じている部分もありますが、
なんとなくニュアンスは理解してもらえたかなと思います。
というのも、身体から声を出すのは、
その本人ですからね。
どこに強弱をつけて、
どのようなリズムで読むかは、
その人の性格が元になって声として表れていたりします。
特にお経の場合は、
宗派が同じだと同じお経を同じように、
違う人が唱えるので、より違いがわかったりするんですね。
あ、こここんな感じで唱えるんだと。
ただまー先ほど言ったように、
同じ宗派ならわかることなので、
違う宗派だとお経も唱え方も違うので、
比べようがなく、同じ宗派の人よりもわからなかったりします。
まーしいていえば、
声質とリズムぐらいですかね。
ゆっくり唱える人は、
のんびりとした人でしょうし、
テンポよくスピーディーに唱える人は、
普段もせかせかしがちな人なのかなぁと思います。
ガサツな人と、美意識が高い人もわかりますね。
ガサツな人はやはり所作がガサツですし、
美意識が高い人は所作までも、意識がいき届いていたりします。
そんな感じで、
お経は同じものを同じように唱えるからこそ、
人によって違いが出てくるということですね。
だから、
今お世話になっているお坊さんのお経が、
「長いなぁ~」と思っても、
そのお坊さんが長いだけなのかもしれません。
『そのお坊さん=全員』
じゃないということですね。
まー若い人には今回言った話しは
あまりピンとこないかもしれませんが、
ある程度の年配の方なんかは、
お葬式、法事に行くことも多いでしょうし、
なんとなくわかるのではないかなぁと思います。
お坊さんのお経は性格がでる。
そういう所を意識して、
お坊さんのお経に注目してもらえればと思います。
そのうち、「あ、この人のお経良いな」
っていう人が見つかると思うので。
宗派によって楽器を使ったりしますが、
やはりお経はテンポと声が重要だったりします。
ほんとそれだけで、ガラッと変わったりしますからね。
あとは好き嫌いの問題。
どういう唱え方が良い悪いではなく、
好きか嫌いかということですね。
要は聞かせるためにお経を唱えているので。
そういう周りを意識して唱えているお坊さんもいたりしますよ。
供養や念仏というのは、
その人の心の中で、それぞれ相手を想い昇華するものだと思っています。
その人の心の中に、
亡くなられた方や仏がいるといった感じですね。
だから、その想いにより添い、
祈りを捧げれるお坊さんと出会えると良いかなと思います。
やっぱ性格やお経が合わないお坊さんが
唱えても、しっくりこないですからね。
その為に、願い寺が無い方なんかは、
「お坊さんだから呼ぶ」ではなく、
どういうお坊さんを呼びたいか?という所を意識してもらえればと思います。
同じお布施なら、良いお坊さんに出会いたいですからね。
お坊さんも人ですし、合う合わないがあるということです。
どうぞお経と性格の話し、参考にされてみて下さい。
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落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
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