どうもおしょうです!
秋晴れ秋晴れと、日中は暑く、
夜はちょっと寒い、布団をくるんで
寝るには丁度いい季節になってきましたね。
もう僕はここぞとばかりに、
爆睡しております。笑
さて、写真は先日のお寺体験!
夏とは違い昼の時間が短くなり、
体験をしているとすぐに外が暗くなって
しまいますが、夜のお寺の雰囲気を味わえる
というのも、この時期ぐらいの良さでもあったりします。
お寺は朝と夜と顔が違う。
それは僕が体験の時によくいう事ですが、
まさにそうなんですね。
光りがどう当たるか?
空気や外の音がどう違うか?
によってお寺というのも季節と同じように、
変わってくるのです。
朝のお寺は見たことあるけど、
夜のお寺は見たことない。
そういう人も多いと思います。
夜は本堂の中が荘厳で、
煌びやかに僕たちを包んでくれるような、
そんな世界を演出してくれます。
これはもう、
来た人とにしかわからないところ。
そしてその価値をもっと感じてもらおうと、
最近はお寺の歴史というのをもう一度調べていたりします。
(一度断念しました。笑)
僕のお寺は田舎のお寺なので、
由緒ある歴史や伝説みたいなものは、
なかったりします。
(だから、小さい寺なんですが。)
あったとしても、
一般的には「誰それ?」というレベルの
人だったりします。
町民史なんかまさにそんな感じですよね。笑
よくわかんない偉い人の名前が
羅列しまくるという・・・
なので、僕のお寺の場合は、
より全体的に町レベルの歴史を知って、
総合的な視点で見なければ、
このお寺の良さというものが見つからなかったりします。
要はお寺の歴史からお寺を語るのではなく、
町の歴史、そこに住む人々の歴史から、
イメージしてお寺を語るというものですね。
なので、半分は妄想に近いのですが、
それがこのお寺をより知って感じてもらうための、
ものになるからだと思っているからです。
お寺は何百年もこの地にありました。
だからこそ、そこには何かしらの、
物語があると思うんですね。
普段はお寺によくあるようなただの仏像ですが、
ただの仏像ではないと。
そのヒントが町の歴史にあるんじゃないかと
思っています。
そのために歴代の住職が過去帳に
その年にあったことをつらつらと書いているんですが。
それ自体も有り難いことだなぁと思って、
読ませてもらっています。
記録を残すのはただただメンドクサイことです。
でも、そうやって記してもらっているのは、
後世に伝えるという、このお寺ことを思ってのこと。
だから、僕もその意思を受け継いで、
さらに昇華できるようにこうやって、まとめていたりします。
語られないお寺は残らない。
だからこそ、語られるために、
まずはその素材となる歴史を知ることから始まります。
そしてその歴史をみなさんに伝えて、
今の社会に役立つように還元する。
なにかを語ってもらうためには、
そこまでしないといけません。
もちろん逆の悪いことをするってことも
語られますが、それは誰の為でもありません。
こんな感じに書いていると、
宗教というのは語られる中にあるのだとなぁと
思えてきたりします。
要は語れる、語られるものだからこそ、
受け取り自分の中で咀嚼できると。
もちろん密教的な語らずして受け取る
というのもありますが、
それは一歩間違うとオカルトになってしまいます。
なので、まずは語られるものから、
その意味や価値を感じてもらって、
一つのものに関してより多くのことを学んで
もらえたらなぁと思っています。
そこに僕の体験の話すスタイルにも
つながってくるのですが。
意味を知れば楽しくなるし、
受け取り方も変わってくる。
そう思うのです。
形骸化されつつある日本文化といわれますが、
まさに長年やってきたことで、
なぁーなぁーになってしまったところに形骸化があると思うんですね。
要は効率化を図って形だけを重んじ、
肝心の語る、語られる部分をすっぽぬかしてしまった部分にあります。
だから意味がわからないし、
とっつきにくかったりします。
そんな感じで、
表現は語弊があるかもしれませんが、
お寺を一つのテーマパークとして、
どれだけ意味のある空間にできるかということを、
やっていこうということですね。
きっと語られないだけで、
そこには語られるなにかがあるはずですから。
それを掘りおこし、
語っていくのは僕たちの役目です。
追記:
10月の精進デザートはまた紹介しますねー!
といいつつ、Twitterやフェイスブックでは、
先に写真を紹介してしまいましたが。笑
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新しいものも日々増えてきてますので要チェック!
落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
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ブログよりもお寺の教えについて話しています。
あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ!