どうもおしょうです!
いやはや先日は我が家の法事がありまして、
こんな感じで久しぶりにワイワイしておりました。(^^)
うちの家は、もともと分家で、
祖父の代からなる家系だったりします。
なので、法事も祖父からのものしかなく、
他の古いお家と比べて、ご先祖さんが少なかったりするんですね。
お寺の家系としては、この祖父から始まりました。
もとは福井の乾物屋の商人の息子で、
時代的なものもあり、子供たちを養えないということから、
とあるお寺の息子へと養子にいったことからが始まりです。
なので、今は川口という苗字ですが、
もともとは好川という苗字だったといわれています。
そんなことで、福井のとあるお寺に養子に入り、
その後、比叡山延暦寺で修行し、各地点々とお寺を練り歩いた後に、
今住んでいる西音寺に来たという流れになっています。
ので、
坊主家系としては、僕で三代目ということなんですね。
そう、三代目ジェイボーズブラザーズです。
・・・
・・・
はい。
言いたかっただけです。
はい、そうです。
思いついちゃったので、流れ関係なしに言っちゃいました。
・・・
はい。
ということで、なんか余計なものが入りましたが、
話しを戻しますと、川口家では三代目、
お寺的には僕で二十九代目になったりします。
だから、
歴史をひもとくと、
そこまで由緒正しきお寺家系というわけではないんですね。
あらゆる仏縁の果てに今があるということです。
ちなみに、昔は飯が食えない時代だったということもあり、
食いっぱぐれないという理由で、お寺に入るという人が、
結構いたりしたそうです。
あと、戦争にも僧侶だとかりだされない
というのもあったのかもしれません。
まーここらへんは、どうなのかわかりませんが。
で、
そんなこんなで、今回の法事は、
今の川口家の礎を築いた祖父の法事でございました。
小学校に入ったころに、祖父が亡くなったので、
あまりどんな人柄なのか?は覚えていませんが、
祖父が残してきたものは、今もこのお寺に残っていたりします。
そんな書物などを見ながら、
彼はどういう風に生きてきたのかを、
坊主になって考えるようになるとは、あの頃から考えると不思議なものです。
いろんなところで語っていますが、
やはり家族の歴史というのは、身近すぎるからこそ、
文章や出来事みたいなものが残っていなかったりします。
だからこそ、
知っている誰かが生きているうちに、
そういう家族の歴史みたいなことを聞いておいた方がいいと思っています。
もう、その人が亡くなれば、一生知ることができないですから。
家族の歴史は自分のアイデンティティを生むうえで、
重要なことだと思っています。
私はなにもので、なんなのか?なぜこの家に生まれて、
この土地に住んでいるのか?とかね。
そういうところを知るきっかけになるのが、
法事だったりします。
一人の亡くなった人を通し、振り返り思い出していく。
ただ、お坊さんが来て、霊に祈るだけではなく、
そういう家族の歴史も含めて話しあえる場を法事に持ち込めたら、
より法事というものが生きてくるのだと思っています。
今ある生活は、
誰かの縁起によって成り立っている。
そういうことですね。
ps.法事で暴飲暴食して、また太りました。笑
これからまた、ダイエットです。笑
頑張るぞーーーー!!(^O^)/
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