どうもおしょうです!
前にもどこかでお話ししたと思いますが、
(多分ブログのどこかにある。笑)
なぜお寺はいろんな宗派があるのか?
ということです。
なんであんなにあるんだと。
一応一般的に言われているのが、
仏教系の宗派は13宗56派あると言われています。
13宗の宗派があり、
さらに56の派閥があると。
めちゃくちゃ多いですよね。汗
ただ、これは一般的に言われている、
従来の仏教宗派の数なので、
実際に新興宗派を入れると、もっと多いと思います。
おそらく余裕で100はいくんじゃないかなと。
みんな一つの教えを基にしているのに、
なぜこんなに分かれるねん!と、
思う人は多いと思います。
それはなぜか?
まー厳密にはいろいろな理由が
あったりするのですが、
簡単に言うと、
個人によって解釈、価値観が異なる。もしくは時代の流れ。
というものになります。
解釈、価値観はわかりやすく、
仏教を使う人によって異なってくるというものです。
教えは同じなのですが、
どう使うか?は人によって異なってくると。
例えばスマホというものがあるとして、
みんな持っているものは同じです。
ただ、使い方の認識は人それぞれだったりします。
スマホを仕事の道具と思っている人もいれば、
友達と連絡する手段と思っている人もいる、
他にもネットゲームや動画を見る娯楽的な
ものと見ている人、
記録を保存すると思っている人、
友達にドヤ顔するために持っている人、
詐欺行為をする為の道具で使っている人。
など、スマホ一つにとっても、
その使い方は十人十色に分かれていたりします。
共通しているのは、どれもスマホを使うというもの。
こんな感じで、
仏教もその人がどう使うか?どう認識しているか?
によって、使い方も解釈も変わってくるということですね。
そして、悪い事をするのは置いといて、
どの使い方も正しいわけです。
ただ、スマホを仕事に使う人と、
娯楽に使う人は、合わないので分かれていくと。
そんな感じです。
こういう感じで、宗派も分裂していくわけです。
(ざっくりいうと。)
そして時代の流れは、
時代が変わると、同じ教えでも、
教え方によって伝わらない部分があったりします。
例えば、昔は路上で説法みたいなことを
やっていましたが、
今そんなことをやっていたら、ほぼ白い目で見られます。汗
しかも暗いトーンで、
「あなたは救われますよー」的な。
ほぼ誰も聞いてくれませんよね?
じゃー今はSNSやYouTubeをやって、
楽しくお話しをした方が、
より多くの人に観てもらえたりします。
同じ内容でもどう伝えるか?
という手段で変わってくる。
それが時代というものです。
あと言葉も、お堅い言葉を使っていたら、
つまらないと思われますから、
今風の言葉に変えなくてはいけません。
まず聞いてもらうというのが、大事だったりします。
そういった上で、
やはり時代の流れによって、
どう伝えるか?言葉の使い方も変わってくるということですね。
そうなってくると、
時代時代、各々によって、
細かい解釈が変わってきます。
伝え方が変わるので解釈も変わると。
より現代に教えを当てていけばそうなります。
そこで、価値観の違いが生れて、
宗派が分かれてしまうんですね。
分かれた方がお互いにとっていいから。
そんな感じで、
宗派と言えども仏教だけのものでは
なかったりします。
それは同じ伝統と言われるお家芸や、
武道、工芸なんかも、○○流というのがあったりします。
なので、宗派が分裂するというのは、
自然なことなんですね。
どんな所でもそうです。
世代間、価値観の違いで分裂するわけですから。
家族ですらそうだと思います。
(別の家に住んだり)
ただ、今の従来的な仏教の人たちは、
形的に宗派に分かれていますが、
今はそんなに自分の宗派に拘っていない人が多いのが現状です。
そこは一般家庭と同じですね。
たまたまその宗派だった。それだけの話し。
なので、日本にいろんな仏教宗派が
ありますが、そんなにガチガチに
固まっているということではない。
ということを知ってもらえればと思います。
その上で、それぞれの宗派ごとに、
特色がありますから、
知ってもらえればと思いますね。
で、もう一つ言うと、
今は宗派でお坊さんをお選ぶというよりも、
お坊さんの人柄で選ばれると、良いと思いますね。
今や宗派はその人を彩る、
飾りでしかないと思っていますので。
大事なのは、そのお坊さんです。
●お香のショップをやっています。
まだ数は少ないですが、日々増えていますので要チェック!
落ち着きたい時や、集中したい時、気持ちを切り替える時なんかに、
お香を焚かれることをオススメです。
⇒http://enjya.net/lp/obosan-ordermade/
●不定期ですがメルマガやってます。
ブログよりもお寺の教えについて話しています。
あと、ココだけの話しも。笑 よろしければどうぞ!
⇒https://oshow.biz/wp/oteramagazi