レンコンのすり揚げモッチリ料理のレシピ

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どうもおしょうです。

おしょうの精進料理第一回目でございます。

おしょうの精進料理とは、

精進料理で野菜の栄養や健康をとるのはもちろんのこと、

美と仏教の教えと美味しさを精進料理というものを使って、

表現していく料理のことです。

 

とまぁー

硬い感じに申し上げましたが、

軽い感じに見て頂ければなと思います。

 

今日の材料は「レンコン」です。

レンコンは蓮の花を咲かすことで有名な、

野菜です。

 

ご家庭でも煮物や炒めもの天ぷらなどで、

よく使われると思います。

 

このレンコン、

仏教では蓮の花を良く悩みのない美しい世界の象徴として、

使われていたりします。

 

泥の中で咲く、一輪の花みたいな感じで。

 

そう思うと、

そういった存在が素晴らしい、

そういったものを目指すんだ。

 

と、美しいものについつい目が行きがちです。

品行方正が素晴らしいみたいなね。

 

ただ、

仏教でいうところの本当のところは違います。

 

じゃー仏教でいう本当の意味というのは、

どういったものかというと、

「泥の中のレンコンがあって蓮がある。」

といった考え方です。

つまり、

どっちも必要不可欠で、

欠けては存在しえないものということです。

 

泥がダメと決めつけるのは人間です。

そして、

ダメという尺度も時代や社会、環境によって変わってきます。

 

泥もまたしかり大切な存在ということですね。

 

見方を変えれば縁の下の力持ちということですから。

 

その言葉の通り、

蓮の花は見るのには美しいですが、

レンコンのように僕達の体内に入り、

栄養となり力をくれることはありません。

 

そんな縁の下の力持ちのレンコンを

メインに使ったおしょうの精進料理でございます。

 

今回は岐阜県産のレンコンを使用させていただきました。

モッチリとして昆布のだしが効いた味わいを堪能して頂ければと思います。


 

具材(2人前):

レンコン200g、ホウレンソウ50g、しめじ50g、柚子皮、小麦粉大さじ2

調味料:
昆布だし大さじ3、水120ml、薄口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ2

 

1.蓮根は皮を向き酢を入れた水でアク抜きをします。

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2.アクをとったら、蓮根をすっていきます。穴の部分がゴロっととれても食感のアクセントになるので、そのままでオッケーです。

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3.次に蓮根の水分をかるく絞り、小麦粉を加えて混ぜていきます。

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4.まんべんなく混ぜ終わったら、二つに分け丸く平らにします。

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5.ホウレンソウはさっと茹でて水気をとり長さ5cm程度に切ります。

しめじは石づきを取り、小分けにします。

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6.次に180度に熱した油に、平らにしたレンコンを入れ、

きつね色になるまで揚げます。

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7.ナベに水を入れて沸騰させ、その後調味料としめじ、揚げ終えた蓮根も入れて沸騰する直前まで火にかけます。

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8.最後に千切りにした柚子を上にのせ、器に盛り付ければ完成です。

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レンコンを使った、

新しい料理を考えている方には、

家庭の新しい定番メニューとしてオススメです。(^O^)