どうもおしょうです!
さて今日は精進デザートの時間です!
もう3月も中旬になりましたが、
今月の精進デザートを紹介していきたいと思います。
(精進デザートは僕のお寺の体験で出している、
精進料理のデザートのことですね。毎月変わります。)
今月はなにかといいますと、
「菜の花とデコポンのゼリー」です。
春ですからね、やはり春らしいものを
ということで、菜の花をモチーフとした、
精進デザートを作ってみました。
その時、旬なものを美味しくいただく、
それが精進料理ですね。
それによって四季を感じ、
その時期を感謝できるといったものです。
3月はお彼岸の時期ですから、
ちょうど冬から春に向けて、季節が変わる時。
お寺の境内もお墓参りで、
色とりどりの花がお供えされています。
その光景はあの世のご先祖さんに向けて
お供えするものなのですが、
どこか見ているこちら側も、心を和ませてくれる景色だったりします。
お墓参りにも花が咲き、
精進デザートのようなもので、食べているこちらも心の花が咲く。
そんな新しい出会いがある時期に、
良いご縁がありますようにと、
今回の精進デザートを食べてもらえればと思います。
春のお彼岸の時期ならではのデザートですね。
お墓もまたはるの訪れを教えてくれます。
ということで、
さっそくレシピにいきたいと思います!
それではいきましょう(^ν^)
菜の花とデコポンのゼリー
材料:菜の花、デコポン、葛粉、
砂糖、塩、白ワイン(あれば)
1.菜の花は小口サイズに切り、
苦味を取るため、一度沸騰したお湯に入れて、柔らかくなるまで、湯がいていきます。
2.その後、水気を一度絞って取り、
フライパンに入れて砂糖、水を加えて
甘くなるよう煮込んでいきます。
(砂糖は大さじ2~3程度、水は砂糖を溶かしながら焦げない程度に少々)
3.デコポンも小口サイズに切り、
実が崩れるようにあえて、皮のスジを切っておきます。
その後、フライパンに水を適量に、
砂糖、白ワインを少々加えて、デコポンがシナっとなるまで火を通していきます。
※火をとおして、実が開くようにすると、
花っぽさが出るのでオススメです。
※砂糖は大さじ3~4程度の甘め。
白ワインは少々。水は砂糖が溶けて、デコポンが焦げない程度に入れる。
(水が無くなってきたら、その都度加えていきます。)
4.3のデコポンがいい感じにできたら、
一度器に移し、今度は鍋に葛粉と水、砂糖を
加えて火をかけながら、よく混ぜていきます。
葛粉である程度固まりはじめたら、
先ほどのデコポンを入れて、
全体的に混ざるようによく混ぜていきます。
(デコポンは全部入れずに、少し残しておく。)
※葛粉10gに対し、水60~70ml程度。
砂糖は大さじ2~3。
※葛粉は柔らかくもなく、硬くもない、
トロミの状態に仕上がるのが目安です。
(硬ければその都度水を加えて調整します。)
※葛粉はダマにならないように、
火をかける前に事前に水を加えて、手で解しておきます。
5.4のものが火が通り、
いい感じに透明でトロミがついてきたら、
器に移して粗熱を取っていきます。
その後、ラップをして冷蔵庫で冷やします。
6.冷蔵庫に入れて固まってきたら、
取り出して、上にデコポンの煮たやつを
花びらのように飾り付け、菜の花の花の部分をアクセントに添えれば完成。
どうぞ召し上がれ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
少し手間があるように思えますが、
慣れれば簡単に作れると思います。
多少、葛粉を使うので、
硬さをどう調整するところが難しいところですね。
まーその分、いろんな硬さにできるので、
そこが葛粉の面白いところだったりしますが。
柑橘類の貰い物をもらったり、
ちょっと柑橘系のものが食べたいな
と思われた時は、ぜひ試しに作られてみて下さい。
柑橘系は風邪予防にもなりますから、
風邪気味の時に食べるものとしても、良いかもしれませんね!
春らしい、そんな精進デザート、ぜひお家でもお試しください。
デコポンはそのまま食べても
美味しいですが、ちょっと風情のある
食べ物を食べたいなって時に、こういうのはいいですね!
お客さんに出しても、きっと喜ばれると思いますよ(^ν^)
そんな感じで、
精進デザートのレシピコーナーでしたー!!
また次回お会いしましょう!
※今回の精進デザートは、
おしょうのお寺の体験で出しているものです。
3月は「菜の花とデコポンのゼリー」ということですね。
実際に食べて見たい方は、ぜひお寺までお越しください。
(一泊二日の体験の方限定でお出ししています。)
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