どうもおしょうです!
今日は寒いですねー。
5月も中盤というのに、肌寒い今日この頃。
明日は体験があるので、
気温が暖かくなってくれるといいなと望みます。
(暖房関係閉まったので。笑)
しかしまー夏までのこの微妙な
寒いようで暑い日というのが、
毎度つらいものがあったりします。
町中なんかは、鉄筋コンクリートですから、
家の中は温かかったりするのですが、
田舎の昔ながらの家は、
冷気がどんどん入ってくるので、
寒かったりするんですね。
だから、鉄筋のお家がいいなぁー
なんて思っていたりします。笑
ただまー知らない人もいるかもしれませんが、
お寺というのは公共のものだったりします。
ので、お坊さんの所有物ではないんですね。
(一応宗派が管理してますが。)
だから当然、お寺の横にある庫裏(家)も、
自分のものではないということです。
自分のものではないということは、
勝手にリフォームや、改築みたいなことは
できないということです。
なにかやろうと思えば、
一回、一回檀家さんの許可を得なければいけません。
もちろん、修理や小さい事だったら、
わざわざ許可を取らなくても大丈夫ですが。
そんな感じで、
お坊さんて立派な家に住んでるんですね。
みたいなことをたまに言われたりしますが、
自由にあれこれできないので、
そんなに良いものではないということです。笑
逆に普通の一般家庭の方がうらやましいぐらい。
とやかく誰にも言われないですからね。
ただ、
お寺の中でも例外はあって、
浄土真宗のお寺なんかは、
先ほどいっていた庫裏がお坊さんの所有物だったりします。
お寺は公共のもの、
庫裏は私的所有物だということですね。
よくわからない感じですが、
時代の流れからそういうふうになっているみたいです。
まー実際のところ、
所有物かそうでないかは、
周りの人の認識の問題なので、
あってないようなものなのですが、
今のところそのようになっているということですね。
な・の・で!
この浄土真宗のお寺のうらやましいところが、
みんな自由に改築やリフォーム、建て替えを
やれるというところです。
お坊さんの所有物ですから、
だれも文句を言わないということですね。
(そのかわり、お金は実費ですが。)
そこがね、ズルいなーと思っています。笑
お金さえあれば、
お家の方でなんでもできちゃうわけですからね。
お寺離れが言われている昨今、
それはかなり使えるところだったりします。
やっぱね、可能性があるってことは、
すばらしい事だと思うんですよ。
なんでもやりようによって、
できるわけですから。
なにかができるというのは、
人生において、大切なことだと思っているので。
お金あっても、
なにもできなかったら、意味ないですからね。
ただの紙切れです。
できるってことは、すばらしいこと。
そう思っていただければと思います。
可能性が一ミリでもあるということは、
幸せだということですな。
そんな感じで、
お寺の庫裏の話しからだいぶそれてしまいましたが。笑
話しを戻しますと、
浄土真宗のお寺の庫裏は所有物ですから、
そこに住む住職が亡くなっても、
残された家族は、そこに住み続けることができます。
逆にうちのようなお寺の場合は、
住職が亡くなって跡継ぎがいないとなると、
お寺から家族は出ていかなければいけなくなります。
ようは、社宅みたいなものですね。
なんでそうなったかというと、
もともとはお坊さんは一ヵ所に定住する
ということはありませんでしたから、
各地点々としていたわけですね。
そこに浄土真宗の開祖親鸞上人が、
妻子を持ち、「家族」というものを
お寺の文化に持ち込んだことにより、
今のスタイルになったといわれています。
だから、
浄土真宗ができる前の古い宗派のお寺なんかは、
昔ながらのお坊さんが定住しない文化があり、
浄土真宗以後のお寺は「家」という定住する
考えが入ってきたということですね。
どっちのスタイルがいいかはわかりませんが、
お寺的にはお坊さんや家族が入れ替わった方が、
いいのかもしれませんね。
住職亡くなったのに、
残された家族がいるって、
次来る、住職が困りますからね。笑
あと、流れ的にも、
新しい人が入れ替わる流れがあった方が、
へんな慣れ合いもなくなるので、
良い意味で新陳代謝がおこって、
お寺にとって刺激になるのかなと思っています。
そんな感じで、
知られざるお寺の庫裏の話し。
いかがだったでしょうか?
普通の家に住んでいたら、
まずないことですからね。
歴史があるところならではの、
そんな話しでした(^O^)/
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