おしょうの彩り鮮やかなじゃがいもスライスの胡椒炒め

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どうもおしょうです。

今日も精進料理でございまっす!

 

おしょうさんはお寺で精進料理しか食べないのか?

とよく聞かれるのですが、

実際そうではありません。

 

まー修行中は、

精進料理を食べるのですが、

それ以外の日常では、

普通になんでも食べています。

 

実は精進料理というのは、

仏教が中国に渡った時に成立した料理で、

そもそも貰ったものならお坊さんはなんでも食べていました。

 

貰うと言っても、

その中でルールがいろいろとあるのですが、

まーなんでも食べていたわけですね。

 

じゃーなぜ精進料理が生まれたのかと申しますと、

中国に渡るとお坊さんが自給自足の生活をするようになったわけです。

 

それまでは、

一般の人々の施しで飯を食っていたわけですが、

「お前らも仕事して自分たちで飯作れ!」

という感じで、

時代の流れとともに自給自足をせざるおえない状況になってしまったわけです。

 

で、

精進料理が生まれたと。

 

なぜ野菜だけになってしまったかというと、

健康面や戒律面、保存などの衛生面、臭い、

などいろんな理由が相まって精進料理というものが生まれたと言われています。

 

ので、

生き物を大切にするために野菜しか食べてはいけない

というのは極端で間違っている考えだったりします。

 

だから、

精進料理というのは難しく捉えずに、

そういう文化だと思ってもらえればなと思います。

 

ただ、

今の偏った肉中心、油もん中心の食生活から考えると、

精進料理というのは無駄を省いた素朴な味わいを感じさせてくれる、

いい料理だといえます。

 

精進料理は気持ち的にも罪悪感がないですからね。

 

体に良い食事をしたと、

気分的にも良くなるので。

 

偏った食事をすると、

「あ~食べてしまった」と心で思ってしまうことが、

無意識にストレスになり健康に良くないと言われていたりします。

 

だからたまに、

お寺にいった時は精進料理を食べてみるといいと思いますよ。

 

そういう素朴さというものの

メッセージが精進料理には込められていると思います。

 

音楽で言うと

ロックに対するフォークソングみたいな感じです。

 

どちらが良い悪いではなく、

どちらも共存しあっているということです。

さて、

お待ちかねの今日の精進料理でございます。

今日は
じゃがいもスライスの胡椒炒め

じゃがいもに絹さやとにんじんを混ぜて、サッと塩コショウで炒めた簡単料理です。


具材(2人前):
じゃがいも2個、絹さや10個程度、にんじん20g

調味料:
塩少々、しょうゆ大さじ1、胡椒少々

1.じゃがいもを薄くスライスして水につけます。

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2.にんじんは細切りに、絹さやはスジをとって縦半分に切ります。

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3.フライパンに油をひき、水を切ったジャガイモを入れ、
ある程度火がとおるまで炒めます。

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4.ジャガイモに火がとおったら、絹さやとにんじんを入れてしょうゆ、塩、胡椒で

味を調整していきます。

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5.全体に火がとおって味に問題がなければ、
器に盛って完成です。

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2 件のコメント

  • 今日のじゃがいも料理、洒落ていて精進料理に見えません。
    生き物を大切にするために野菜しか食べてはいけない・・・・・・・私も、だからなのかと思っていましたがそうではないのですね。確かに広大な中国ではかつては輸送も大変で鮮度も落ちるから、野菜でも生まで食べずに火を通して食べていますが、魚や肉は腐り易いから当然野菜中心になるというわけですね。でも、結果としてそれがヘルシーになっているようです。

    • そうですね。お寺の精進料理って保存が聞く料理が多かったりするんです。
      それはやはり昔に冷蔵庫がなかったからなんですよね。仰るとおりでヘルシーという見方は一つの捉え方だと思います

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