どうもおしょうです！
先日は市内のお寺で勉強会でした。
まーこういうのは僕自身あんまり
いかなかったりするんですが、
(話し的にあんま行っても
意味ないなぁーっていうのが多いため。）
今回は久しぶりに行ってみることにしました！
任意の勉強会なので、
そこまで人はいなくて、
お寺の本堂に入りきるぐらい。
(２０人ぐらい。）
そんな中で講師の人がいて、
今日のテーマについてあれやこれや
と話すといった感じのものです。
まー学校の授業とそんな変わらない
感じのものですかね。
そこで議題として上げられていたのが、
行動様式について。
行動様式というのは、
法要なんかでお坊さんが動く、
あの動きですね。
あれって宗派によってバラバラですが、
決められているところは、
細かい動きまで、どのタイミングで、
どう動くのか？というのが決まっていたりします。
道場に入るのはどっちの足でとか、
経本を持つのは左手でとか、
合掌をするタイミングはここでとか、
実は細かく決められているんですね。
あげればきりがないほど。
それに付随してお寺によって、
各々やり方があったりするので、
それに合わせて行うというのが基本だったりします。
まーそんな話しを聞くと、
「なんて大変そうなんだ？」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。笑
慣れれば誰でもできるようになります。
なので、僕自身も自分の宗派なら、
ほぼなにも考えず出来るようになっていたりします。
会社の規則まではいかないですけど、
規則には書かれていない、
暗黙のルールみたいなのって、あると思うんです。
古い会社なら、
目上の人が上座に座るとかね。
新入社員は早めに出勤するとか。
まーなにかしら、
ルールがあると思うんです。
ちょっと形は違うかもしれませんが、
お寺の行動様式も似たような感じです。
ただ、
唯一違うとすれば、
なんのために決められているのか？
ということです。
会社は社内環境を良くしたりとか、
仕事の効率、メリハリを良くするために
決められていると思うんですが、
お寺の法要の場合は、
お参りに来ている人に見せるため。
という意味合いが強かったりします。
まぁお坊さんが法要に集中していくため、
というのもありますが、
基本は見せるために、
それらの決まりを設けていたりします。
前にもブログで話しましたが、
お寺の法要というのはライブです。
いかに仏の世界を演出して、
お参りに来ている人に、
それを感じてもらえるか、というのが大事だったりします。
その結果が、お供養や穂仏のご利益に
つながってくるわけで、
それらの結果を感じてもらうためには、
その場の演出というのが影響されてくるわけなんですね。
つまり、
わかりやすく言うと、
一つのSHOWみたいなもので、
内陣が舞台、お坊さんが役者で、
くりだす仏の世界というものです。
なので、
一人、一人の動きというのが
大事になってくると。
やはりお寺の世界は荘厳な世界で、
厳かな感じですから、
動きに規則正しい美しさというのが
あった方がよかったりします。
これがバラバラだと、
なんか場が締まりませんよね。笑
だから、
今回の勉強会みたいなもので、
改めて行動様式というものを、
見直すということをやっているわけです。
（まーお経が長すぎるというのは、
おいといてですよ。笑）
まずは、動きを揃えるということが、
重要だということですね。
なので、極端なことをいえば、
その場で動きがちゃんと形になっていたら、
なんだっていいというのがあったりします。
要はお参りに来ている人たちに、
仏の世界というものを
感じてもらえればいいわけで、
そこに絶対的な動きの決まりは特になかったりします。
ただ、
そうはいってもとっかかりや、
一から決めるのに膨大な時間がかかるため、
宗派ごとにこうやって動きましょうというのが、
決められているということですね。
（個人的には、もっと今風の
動きもあっていいと思いますが）
とりあえずそういうことです。
お坊さんのなにげない行動の
一つ一つに決まりがあると。
そういう風に法要では、
見てもらえれば、
より面白い見方ができるんじゃないかなと思います。
ぜひ参考にご覧ください。
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